本葉も数枚出て、本来移植を嫌う状態の間引きをしたワタの苗をダメ元で地植えしたところ、意外にも順調に育ち、多くのコットンボールが弾ける姿を見ることができました。

間引きをしたワタの苗が育って12月中旬に次々と弾けたコットンボール
間引きをしたワタの苗が育って弾けたコットンボール

枝にまるいモフモフのコットンボールがつく様子は野鳥界のアイドルエナガが留まっているような微笑ましい姿です。

弾けたコットンボールのようなエナガ
ふっくらと丸くて綿玉のようなエナガ

ワタの間引き苗

元の間引き苗ワタの時短発芽実験後、鉢植えしたアメリカ綿アジア綿です。

早期に時短発芽させていたこともあり、5月中旬から下旬にしては、割と大きく育っています。

間引き前の9号鉢で育てたアメリカ綿
間引き前の角プランターで育てたアメリカ綿
間引きをしたアメリカ綿の苗
水差しをしている間引きをしたアメリカ綿の苗
次々と新しい本葉が出てきて勢いがある間引きをしたアメリカ綿の苗
水差しをしている間引きをしたアメリカ綿の苗の根
間引きをしたアメリカ綿の苗(5月下旬)

間引き前のアジア綿の苗
間引きをしたアジア綿の苗
間引きをしたアジア綿の苗(5月中旬)

間引きしたワタの苗から開花

選抜チームに遅れるものの、地植えだけあって大きく育ち、盛夏には多くのを咲かせました。

間引きをしたアメリカ綿の苗が育って花を咲かせているところ
間引きをしたアメリカ綿の苗が元気に大きく育って花を咲かせているところ

注意した点は日当たりが良く、水はけの良い斜面で保温と乾燥防止を兼ねて土に透明マルチで被せておいたことです。


間引きしたワタの苗から実

無農薬で、ほぼ放置状態だったためか、秋にはハマキムシの被害もあって、質が良くありませんでしたが、はそれなりにつきました。

間引きをしたアメリカ綿の苗が元気よく育ち、コットンボールがついているところ
間引きをしたアメリカ綿の苗からコットンボールがついているところ
盛夏に元気よく育っている間引きをしたアメリカ綿

間引きしたワタの収穫

間引き苗で成長期が遅れてしまったせいか、8月中旬から下旬に開絮し始めた選抜チームに比べてが弾けるのがかなり遅いです。10月上旬になってアジア綿がようやく弾け始めました。

コットンボールが弾けた間引きから敗者復活戦で育ったアジア綿

アメリカ綿は多くのが弾ける前に冬が来てしまいました。成長の望めない初冬の頃に根元近くから枝を切ってを落として、雨のかからない場所で逆さに吊るして自然乾燥させたところ、12月中旬頃にようやくが弾けてきました。

コットンボールのついた間引きをしたアメリカ綿の葉を取り除き、枝ごと逆さに吊るしてドライフラワー状態にしているところ
間引き後、敗者復活戦で育てたアメリカ綿から弾けたコットンボール

間引き苗は成長が遅れてしまいますが、天候と生育環境に恵まれれば綿花が収穫できるまで育つことが確認できました。


1月中旬にくっふらとしてきたアメリカ綿から弾けたコットンボール

1月下旬になると、弾けたが増え、枝や果皮は全体的に褐色となりました。

もともと弾けていたはよりふっくらとして可愛らしい感じに。

花瓶下の方の綿花は選抜チームの最後に弾けたコットンボールです。