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うさぎのぷうちゃんわーるど

楽しくてわかりやすい
ぷう太郎の
履歴書の書き方講座

採用試験に落ちてがっかりしているうさぎの「ぷう太郎」…そうなる前に履歴書のチェック

名にし負はば
  いざ言問はむ ぷう太郎
   わが履歴書のありやなしやと

[ 勝手な現代語訳 ]

ぷう太郎って名前なら答えてよ

私の履歴書OKかどうか!?


と言う事で、うさぎのぷう太郎が初めて履歴書を書く方の為に好印象を与える履歴書の書き方を楽しく・わかりやすくレクチャーします。


履歴書を書く時の心得

履歴書は企業の採用担当者が応募者のプロフィールを確認するための書類で正確さ読みやすさが求められます。

手書きの履歴書と指定がない場合は、パソコンで作成しても構いません。

その場合は履歴書のフォーマットやテンプレートをネットからダウンロードして作成するのが良いでしょう。

手書きの履歴書から人物像をイメージする採用担当者もいますので、手書きの履歴書を作成する場合は以下の心得を持って作成しましょう。


間違えたら、あきらめが肝心!
大変でも何度でも最初から書き直す

面倒でも、先に下書きを作ってそれを見ながら書くと失敗が少ない

黒いペンで真剣に履歴書を書くうさぎの「ぷう太郎」

「面倒くさい」とか「大変」という気持ちを無くして、とにかく集中


書き終わったら念の為に必ず確認


コピー(控え)をとっておく
(面接の時に矛盾がないように)


読む人の立場になって「好印象」を与える履歴書の作成を心がける

履歴書の書き方講座 メニュー

履歴書を書く時の注意点

  • 氏名は他の項目よりも大きめに
    できるだけ丁寧に楷書で書く
    名字と名前の間は少しあける
    戸籍に登録されている文字を使用
  • 振り仮名は「ふりがな」のときはひらがなで、「フリガナ」のときはカタカナで書く
  • 手書きで書く!コピーはだめ
  • 文字や数字は読みやすく丁寧に
  • 黒のボールペンか万年筆で書く
    (消せるボールペンは使用不可)
  • 間違っても修正液は使わない
  • 和暦や西暦は統一する
    (うさぎ立国○○年 西暦○○年)
    一般的には平成などの和暦を使用
    外資系企業やIT企業では西暦での記載の方が良い
    数字は算用数字を使用する
    すべての項目の元号(平成など)を左揃えで省略しないで書く
  • 文体・文字の表記を統一する
  • 電話番号は市外局番から記入する
    自宅に固定電話がない場合は携帯番号でも問題ない
    記入欄が1つの場合は最も連絡のつきやすい電話番号を記入
  • 記入漏れ、訂正のないように
  • 誤字脱字のないようにする
  • 会社に合わせてその都度書く
  • 日付は提出日、郵送の場合は
    ポストに投函する日を記入
  • 年齢は、提出日の満年齢を記入
  • 現住所は都道府県からマンション名等すべて省略しないで書く
    (例) ◯-△-◯ではなく、
        ◯丁目△番◯号

学歴を書く

まず「学歴」と行の中央に書く

履歴書の学歴の書き方の例
  • 中学校の卒業年度から書く
  • 年月の元号は省略しないで書く
    「年」と「月」は省略
    履歴書の年月の記入例
  • 卒業または中退時は「同校卒業」のように省略しない事 (↓例)
「同校卒業」のように省略しない、学歴の書き方の例
  • 学校名は略さず正式名称を書く
  • 学生の就職活動は最終学歴に
    卒業見込と書く
  • 最終学歴は必ず書くように
  • 学歴の書き終わりには行を変え、
    右寄せで「以上」と書く

職歴を書く

  • 職歴(食歴ではない)は
    学歴の後に1行あけて中央に書く
  • 元号や名称は学歴と同様に書く
  • 働いた順番に書きましょう
  • 無い場合は「なし」と書く
  • 最終行に「現在に至る」と記入
  • 職歴の書き終わりには行を変え、
    右寄せで「以上」と書く
  • 企業の合併等で、社名が変わった場合は
    ○○株式会社(現△△株式会社)と記入する

 入・退社の年月を間違えない事!


  • 働いていた会社の正式名称と所属部署名を書く
    面倒でも、株式会社を(株)などと省略して書かない
  • 期間が長かったら正社員でなくても書いておく
  • 短期間でもアピールできる内容なら書いておく
  • 退社の理由は必ず書く
    「一身上の都合」一般的

志望動機は真剣に考えよう

「貴社の社風にひかれたため」などと志望動機をあいまいな表現でしない事。具体的に応募企業で貢献できる事を念頭に入れて作成しましょう。


志望動機はあなたがどれだけ就職に前向きに取り組んでいるかが伺われる箇所。特に重要視される項目なので今までの経験を活かしてどのように貢献できるかを積極的に自分の言葉で簡潔にアピールする事が大切。

事業内容、商品、サービス・業績、シェア・社員、社風 等 志望企業のどこに魅力を感じたのか考え、自分との接点やエピソードを考えてみましょう。


そのためには応募企業の特徴や強みをしっかりと調べて、理解・把握をしておく必要があります。


あいまいな志望動機は説得力がない
アピールポイントは魅力的に!

免許・資格

  • 免許・資格は取得年月順に正式な資格名を記入
  • 業務に関連する資格を記入する
  • 現在習得のために勉強中のものも業務に関連すれば記入
  • 資格をたくさん持っている場合は希望する職種に関連が深いものや取得レベルが高いものを優先

通勤時間

  • 通勤時間は最短時間を記入
    交通機関の待ち時間は入れない
    徒歩の時間は省く
  • 通勤時間が90分以上で転居が可能な場合は、本人希望欄などに別途記載する

その他のポイント

  • 文章は簡潔に明瞭にまとめる
  • 否定的な表現は避ける
  • 趣味は書いておき、面接官に会話の話題を提供する
    悪印象になるものは書かない
    スポーツなどは印象が良い
  • 自己PRは自信を持って書く
  • 空欄がないようにする
    賞罰などで該当するものがない所は「特になし」と書いておく
  • 健康状態は、基本的には「良好」と書く
    持病がある場合は、「業務遂行に支障なし」と補足しておく
  • 本人希望欄の給料や勤務時間は「貴社規定による」と記入するのが一般的、希望がある時は明記
  • 配偶者の有無は現在の状況を記載
  • 職務経歴書がある場合は職歴の欄にその旨を書く
  • 残業ができない場合は「限られた時間の中で効率よく仕事をしたいと思っている」と肯定的に書く

少々字がへたくそでも、心を込めて書くと誠意が伝わるとか

大変だけど、がんばれ!ぷう太郎!!

郵送する時に好印象な提出の仕方

  • 郵送時は添え状を書く
    (=送付状・送り状・カバーレター)
    添え状は簡単な挨拶文を添える
    用紙サイズはB5・A4にすると書類が揃って良い
    手書きで書いた方が好印象
  • 汚れや折り目がつかないように、書類はクリアファイルに挟み定形外の封筒を使用する
  • 郵便料金が不足しないように

封筒を書く時の注意点

  • 白無地の封筒を使用
    企業名・担当者名・応募書在中 を縦書で記入する
  • 住所は都道府県名から正確に
  • 宛先の社名は正式名称で書く
    「御中」と「様」を併用しない
  • 裏面に自分の住所・氏名を記入
  • 切手はまっすぐに貼る事

印鑑について

最近の履歴書には、捺印をする欄が最初から無いものがあります。

その場合は押印しなくても大丈夫ですが企業によっては押印を求められるケースもあるそうです。

念のためにハンコを持参して行きましょう。押印する場所は名前の右

また、捺印欄がある場合には認印朱肉を使って押印します。

朱肉がかすれたりベッタベタにつき過ぎないように気をつけて、できるだけまっすぐにして中央に押すようにしましょう!


捺印欄にハンコを押す時の注意

いきなり本番で押さない事!印鑑がうまくできなかった場合、その上に重ねて押印する事はNGです。

失敗してしまった時は大変ですが、また新規履歴書を作成します。

そうならないためにも、本番前には試し押しをして練習しておきます。


また、最初に押印しておくと最期にやり直すリスクは減ります。

ただ、朱肉が乾かないうちに書類を書くと手でこすって汚してしまう事があるので注意しましょう。


印鑑はできるだけまっすぐが基本ですが、ほんの少し左斜めに押すと、お辞儀をしているように見えるため好印象という声もあるんだとか

少し左斜めに押されたうさぎの「ぷう太郎」の認め印

逆に右に傾けるとふんぞり返って威張っているように見えるらしいので右に傾けて押さないように気をつけましょう。


ハンコの押し方 ▶

ハンコの押し方

募集要項に押印が必須事項とされている場合はビジネスマナーが備わっているかどうかもチェックされる事があるので、採用担当者に好印象を持ってもらえるような押印を心がけましょう。


ハンコを押す時に用意する物

  • ハンコ(判子)
  • 朱肉
  • ティッシュ
  • 試し押しのための紙
  • 厚めのノートや雑誌、新聞等

ハンコを押す前に確認・準備する事

  • 以前使った時の朱肉印面
    残って汚れていないか
  • 汚れていたら、ティッシュ等で
    印面をきれいに拭き取る
  • 朱肉の油が乾燥していないか
    乾いていたら新しいものを揃える
  • 平らな場所にハンコを押す下敷きとして厚めのノート等を置く

朱肉の付け方

ハンコ朱肉につける時は軽く叩くように「ポンポン」とソフトタッチで軽く回しながら全体にまんべんなくつける。強く押し付けて朱肉をつけ過ぎないように注意しましょう!

朱肉の付け方

ハンコの押し方

  1. 朱肉を付け、印面の上下を確認
  2. 印面の上にあたる部分に人差し指添えて全体を包み込むように持つ
    印面の上下を確認
  3. ハンコのお尻部分が手のひらに当たるようにして支える
    ハンコの持ち方
  4. ハンコを押す前に押す位置が安定するよう左手の親指で支える
  5. 人差し指がハンコの真上にくるようにハンコを紙に対し垂直に押し付ける
    その時、一気に押さない事
    ハンコの押し方
    左手を右手の上に添えて押した面を固定したまま、ハンコの中心で「」の字を書くように、重心を移動させる気持ちで押しつける
  6. 紙から離す時も気を抜かないで、ゆっくりと上へ離す
  7. 押し終わったら、ティッシュ等で印面に残った朱肉を拭き取る
    この時も「」の字を書くように回すと、きれいに拭き取れる

ハンコをまっすぐに押すコツ ▶

ハンコをまっすぐに押すコツ

何度やってみてもハンコをまっすぐに押せない時には以下の方法を試してみてください。


ハンコには上下表すにマークが上にあると思います。

このマークが手前くると正確な位置が見やすくなります。そこで書類の上下を逆さまにして押す練習をしてみましょう。


予めハンコの下の所に目印をつけておくのもOK。

左横の方が見やすい場合は左横の方に自分の押しやすい位置に油性ペンでピンポイントで目印をつけるのがポイントです。

ハンコに目印をつけておく

ハンコの押し方 ▶

印鑑とハンコの違い

現在は印鑑というとハンコそのもののことを指して使われている事が多いのですが、実際には違う事をご存知でしょうか?


知ってる!? ハンコと印鑑の違い

ハンコ判子)は文字を彫刻した型の事で、押す物です。

印鑑は紙などにハンコ押したあとの形の事です。印影とも呼ばれます。


よく耳にする「印鑑ください」は
ハンコ押印して、ここにハンコの形を写してください」という意味なんですね。知ってしまったら、使い分けてみましょうね。

「ハンコを押印して印鑑をお願いします」と言って働いているうさぎのぷう太郎
できるうさぎはひと味違う!?

ハンコの押し方 ▶

写真で好印象に!

  • 写真サイズは2.4×3cmか3×4cmが一般的。
  • 正面から撮影された上半身の
    写っているものを使用
    なるべく3ヶ月以内撮影したもの
  • 最近はカラー写真が好ましい
  • 身だしなみを整える
  • 目の前に面接官がいるつもりで
    撮ると良い
    表情はおだやかに!
    笑顔、緊張した顔はダメ!
    目だけ笑う感じが良い
  • 服装は襟付きの服が基本
  • 誠実・清楚な印象の服装が良い
  • アクセサリーや派手な化粧を避け帽子は被らない
  • 髪で顔を隠さない
  • 写真の裏に名前と生年月日を記入
    (はがれることも想定しておく)
  • スナップ写真は不可

履歴書は書き損じることもあるので、写真は最後に貼る方が良いでしょう。

写真写りを良くするために櫛で髪型をキメてるうさぎの「ぷう太郎」
写真を撮る時には客観的に

退社の理由を考えておく

転職する際、面接の時に必ず質問されるので退社の理由を考えておこう!

「お給料安いし、いじめられるし、嫌んなっちゃた」

などと事実でも、マイナスイメージになる内容は書いてはだめ。会社の悪口もダメです。

枕を抱えて「いやんなっちゃった」と愚痴りながらも「でもそれを書いちゃいけないのね」と確認しているうさぎの「ぷう太郎」

「社風に馴染めないところもありましたが、私の我慢が足りませんでした。今ではもっと自分に努力や忍耐が必要だったと感じております。」

「フリーター、家を買う。」の父親から就活中の息子への名助言。

「より高い専門的知識や能力を身につけるため」等、前向きな理由を準備しておくように!

電話応募の時の注意

  • 自分を名乗ること
  • 質問する内容をまとめておくこと
  • 説明内容をメモすること
  • 指定日時に行けるか、日程調整
  • 担当者の名前を確認すること
  • 応募書類として何を持って行けばいいかを確認する
電話をかけるうさぎの「ぷう太郎」

履歴書以外 その他の注意

  • 応募前にできるだけ情報を調べる
    (所在地・従業員数・会社概要等)
  • 実際に行く事を想定し、交通手段や所要時間を事前に確認する
  • 紹介者には報告・お礼をする

便利で実用的なページのリンク集

忙しい時の調べものは効率良くしたいものですね。そこで、時短に役立つ超便利サイトを紹介します。


履歴書を書く時の注意点内で紹介している西暦 - 年号 早見表便利ページ様のサイトから引用させていただいています。このように何度も使いそうなページを集めた便利で実用的なページのリンク集なので調べものをしたい時に頼りになるお役立ちサイトです。

是非ご活用ください。

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「ぷう太郎の履歴書の書き方講座」