穴が貫通したモクゲンジ種子

用意するもの

・カッターマットや雑誌、新聞等、
 机を傷つけない緩衝材となるもの

・千枚通し(目打ち)

・クラフトテープ等の粘着テープ

・棒ヤスリ

・精密ドライバー等、丈夫で細い金属棒


穴のあけ方

作業台にカッターマットや雑誌等を置き、が貫通しても大丈夫なようにしておきます。


種子が転がらないように作業台に粘着テープをセットします。

クラフトテープで滑り止めを作る

クラフトテープ布テープなどの粘着テープを10cmほど切って、粘着面にして輪を作ってから輪をつぶして、数回畳んで2〜3cmの大きさにします。


粘着テープにモクゲンジ種子のポッチのある場所を上にして押しつけて簡易的に固定します。

粘着面を上にして折りたたんだクラフトテープの上に置いたモクゲンジ の種子

これだけでモクゲンジ種子は滑りにくくなり、作業しやすくなります。


種子へそにあたる部分のポッチ千枚通しを垂直に突き立てて、押し込みます。

モクゲンジの種子の穴をあけるポイント部分
モクゲンジの種子のへそ 拡大
モクゲンジの種子のへそ
千枚通し
千枚通しを垂直に押し込む
千枚通しをモクゲンジの種子のポッチに突き立てたところ

種子中心がずれないように、種子を固定すること。


そのまま垂直に千枚通し種子を貫きます。力を急激にかけると割れるので注意。

千枚通しでモクゲンジの種子を突き抜けたところ
千枚通しで種子を突き抜いたところ
千枚通しでモクゲンジの種子を突き抜けた断面イメージ
種子断面イメージ

種子の大きさは約5〜6mm。種皮の堅い木質部は1mmも無いので、滑らなければ突き抜くのは簡単。

千枚通しを深く入れすぎるとが大きくなって種皮が割れることがあるので注意。

モクゲンジ種子のポッチが外れてできた穴
へそを押し込んであいた穴

ポッチが外れると、きれいな1mmほどのが出現します。


貫通してできた小さなを反対側から千枚通しで広げます。

モクゲンジ種子に穴をあけているところ
反対側から千枚通しで穴を広げる

貫いてできたやすりがけしてバリを取りながら、の大きさを調整します。

千枚通しで貫かれたモクゲンジ種子の穴
バリを削り、穴の大きさを調整する

種子の中身を精密ドライバー等の細い金属棒で丁寧にかき出せば、
完了。(この作業が一番面倒)

モクゲンジ種子の中身を精密ドライバーでかき出しているところ

種子の中の油脂成分がワックスの役割をしてツヤが出ます。

貫通したモクゲンジ種子 上と下面

の大きさは約1mmなのでそれ以下の太さのテグス等でを連ねます。