モクゲンジの種子に
簡単に穴をあける
ドリル等の工具を使わずに
お手軽に穴をあける
モクゲンジの種子で数珠やブレスレット作りに挑戦したいけれど、穴あけが難しそう…と、ためらっている方にドリル等の工具を使わずに穴をあける簡単な方法をご紹介。
用意するもの
・カッターマットや雑誌、新聞等、
机を傷つけない緩衝材となるもの
・千枚通し(目打ち)
・クラフトテープ等の粘着テープ
・棒ヤスリ
・精密ドライバー等、丈夫で細い金属棒
穴のあけ方
① 作業台にカッターマットや雑誌等を置き、穴が貫通しても大丈夫なようにしておきます。
② 種子が転がらないように作業台に粘着テープをセットします。
クラフトテープや布テープなどの粘着テープを10cmほど切って、粘着面を上にして輪を作ってから輪をつぶして、数回畳んで2〜3cmの大きさにします。
③ 粘着テープにモクゲンジの種子のポッチのある場所を上にして押しつけて簡易的に固定します。
これだけでモクゲンジの種子は滑りにくくなり、作業しやすくなります。
④ 種子のへそにあたる部分のポッチに千枚通しを垂直に突き立てて、押し込みます。
種子の中心がずれないように、指で種子を固定すること。
⑤ そのまま垂直に千枚通しで種子を貫きます。力を急激にかけると割れるので注意。
種子の大きさは約5〜6mm。種皮の堅い木質部は1mmも無いので、滑らなければ突き抜くのは簡単。
千枚通しを深く入れすぎると穴が大きくなって種皮が割れることがあるので注意。
ポッチが外れると、きれいな1mmほどの穴が出現します。
⑥ 貫通してできた小さな穴を反対側から千枚通しで広げます。
⑦ 貫いてできた穴をやすりがけしてバリを取りながら、穴の大きさを調整します。
⑧ 種子の中身を精密ドライバー等の細い金属棒で丁寧にかき出せば、
完了。(この作業が一番面倒)
種子の中の油脂成分がワックスの役割をして珠にツヤが出ます。
穴の大きさは約1mmなのでそれ以下の太さのテグス等で珠を連ねます。