かわいいものが好きな方のための癒し系サイト
うさぎのぷうちゃんわーるど
手軽に空色を楽しむ
趣味の藍染め
藍の生葉染め 便利グッズ
便利グッズでより簡単!藍の生葉染め
藍の生葉染めの試行錯誤を重ねるうちに便利だと感じたグッズをご紹介。
少量の絹布を家庭で簡単に染色する時に適しています。
タデアイは食用・薬用にもなるので、ボウルや鍋等のキッチン用品でも代用できます。
※染液はpHやタンパク質に影響されるので、使用グッズは使用前にしっかりと洗っておくことがポイント。
使用後はアルカリ性の重曹を使って洗うと良いでしょう。
藍の生葉染め 便利グッズ
染液作りに使うもの
藍の生葉染めに使う容器類
その他
ミキサー
ミキサーを使えば、簡単に速く染液を作ることができて便利。
事前にペットボトルに汲み置きをしておいた水を注ぎます。
葉と水を満杯にするとあふれてしまうので1回量は8分目程度まで。
1回につき15〜30秒くらいが目安。
※何度も続けて使用するとモーターの加熱により、安全装置が働き動かなくなります。
取り扱い説明書を参考にしてください。
上のミキサーは藍染めされて青くなっていますが、タデアイは薬草にもなりますので安全性は大丈夫。使用後はすぐに重曹を使って洗うと良いです。ボトルがガラス製なら染まる心配はありません。
洗濯板
藍の生葉染めはミキサーを使わなくても簡単にできますが、洗濯板使うと、染液を揉みだす効率が良くなるので、あると便利です。
洗濯ネットに藍の生葉を入れておき、シュレッダーばさみでカットしてから水を加えてネットごと洗濯板で染液を揉み出します。洗濯板を使うと手だけで揉み出すのと比べると楽です。
黄緑色の染液が出てきたら、湿らせておいた絹布の入ったストックバッグに移します。
一旦、染液を搾り終えた後でもネットの中の葉には染色能力の成分が十分に残っています。少量の水を加えて再び染液を搾り出して、ストックバッグに追加します。
これを数回繰り返すと、染色力の強い液となります。
空気に触れても気にせずに、なるべく速く染液を搾り出すのがポイント。
※水の量は布が浸せる程度。
洗濯ネット
丈夫で使い勝手が良い洗濯ネット。
染液を作る時にネットに入れて揉んで搾って漉すことができるので便利。
手で搾り出す時には、目の粗いものの外側に目の細かいものを重ねて使っています。
洗濯ネットの中で葉を刻めば散らかりません。
ミキサーを使って漉す場合は目の細かいもの1枚だけでOK。
丈夫で少々力を入れても破れないので染液をしっかりと搾り出すことができます。
使用後は搾りカスを捨てて水洗いし、乾燥後に叩くときれいになります。
タグにはポリエステル100%とありますが、度重なる生葉染めに染色されています。
農業用防虫ネットで作った袋も丈夫で染液の抜けが良く使い勝手が良かったです。
試しで使う程度であれば、シンク用品の排水口用水切りネットを2重、3重にすれば一応使えますが、やや強度が弱く破れてしまうことがあります。
ストックバッグ
ストックバッグ・チャックつきポリ袋を使えば、少量の染液でも染色ができます。しかも、後片付けが簡単!
染液ができる直前、事前に水に浸しておいた絹布の水を軽くきってストックバッグに入れておきます。
染液を注ぎ入れる時にストックバッグをボウルや箱などに入れておくと安定して作業がしやすくなります。
ミキサーや手や洗濯板で揉みだした染液が黄緑色・抹茶色になったら、絹布の入ったストックバッグに入れます。
染液が空気に触れないように口を閉じて、外から揉みます。
染液が布全体を十分浸す量さえあれば良いので、ストックバッグの大きさは小さめの布を染める場合は小さめでOK。大きすぎる場合は染液を増やすか、空気をしっかり抜いて対応。
※ポリ袋でもOK。空気を抜いて洗濯バサミやクリップで閉じます。
全体に染液が染み込むように、袋の外側から時々揉んだり、向きを変えたりして20〜40分くらい染液に浸しておきます。
藍の生葉染めは、染色時に染液が空気に触れないようにすると、染色効果が高くなります。
染液に絹布を浸したら、素早く空気を抜いて袋を閉じ、染液の酸化を遅らせます。結果、少ない染液でもしっかりと染めることが可能になります。
シュレッダーばさみ
藍の生葉を素早く細かくできるので、便利。葉を水に浸さず素早くカットして染液を揉み出せば酵素の働く時間が長持ちして、染色能力が高まります。
ミキサーのボトルや洗濯ネットの中で葉をカットすれば、手間と時間が省けます。
歯ブラシを使えば、はさみの刃の間に詰まった葉を簡単に取り除けます。
ゴム手袋
藍染めの性質上、タンパク質に染まるので防水性のある手袋をしないと指や爪が藍染めされてしまいます。
葉を粉砕して染液を作ったり、ネットを搾る時にはかなり力が入るので、丈夫なゴム手袋の着用をオススメ。
量り
使用する葉の重さを量ります。
事前に容器の重さも量っておきます。
葉の量が少な過ぎるとしっかり染められないし、多過ぎも無駄になって作業効率も落ちてしまうので、染める布の同量以上〜6倍くらいの量の葉を目安にすると良いでしょう。
茎は染色能力が無いので必ず取り除くこと。
時計
染色時間やミキサーの使用時間を計ります。
通常は20〜40分くらいが染液に浸す時間の目安です。気象条件や染液の作り方でも差が出ます。
染液の色が黄緑色の時が最もよく染まる時間帯です。その後酸化して藍色になってきたら終了します。無駄に長いと濁った色に染まってしまいます。
ペットボトル
少量の布を染める時に事前に水を入れて、フタをあけて放置して汲み置きの水として使う。1〜2リットルなどと量も分かるし、扱いやすくて便利。
絹布を染液から取り出して水酸化する時に使用する冷水もペットボトルで冷蔵庫に入れておけば簡単です。
水酸化(みずさんか):
水に含まれる酸素で酸化させること
容器の上部をカットして水を入れ、葉を外した茎を水差ししておくのにも便利。発根が一目で確認できます。
発根後、湿らせた土に植えつければ、簡単に株を増やすことができます。
洗面器
洗面器は軽くて丈夫で、汚れても手入れが簡単なので重宝します。
葉を収穫したり、計量容器にしたり、染液作り、水酸化時に水を張ったり、空気酸化をするために濡れた布を干場へ運ぶ時など、オールラウンドで活躍します。2個あるとさらに便利です。
空気酸化(くうきさんか):
空気中に含まれる酸素で酸化させること
大きめの洗面器(小さめのタライ)
葉を収穫する時に使え、染色をする時にこの中に染色道具をセットして作業すれば汚れにくく、後片付けが簡単。
バケツでもOKですが、口の広いタライ型の方が作業しやすいです。
小さめのゴミ箱・ボウル
サニタリーボックスのようなやや小さめのゴミ箱やボウルにストックバッグをセットして使うと、染液をストックバッグに注ぎ入れる時に動かずに安定しているので作業しやすくなります。
染色道具セット使用例
大きめの洗面器(小さめのタライ)が作業スペース。
汚れても、後片付けが簡単になります。
やや小さめのゴミ箱にストックバッグをセット。そこに水に浸した絹布を入れ、その上に洗濯ネットをセット。
染液を洗濯ネットの中に注ぎます。
洗濯ネットをしっかりと搾って染液を抽出し、洗濯ネットを外します。
ストックバッグの空気を抜いて密閉。外側から揉んで、染液が絹布全体に行き渡るようにします。
染液が少なかったら、繰り返し、染液を追加します。
たっぷりの冷水で水酸化させます。
洗うのではないので注意!
水の酸素で藍色の成分を定着させる行為なので、水の中で絹布をやさしく動かします。水が濁ってきたら、きれいな水に入れ替えます。これを2〜3回繰り返します。
その後、干して空気酸化させます。
1〜1.5リットルの染液でコンパクトにしっかりと染めることができます。
使用した絹布は20g〜40g
タデアイの葉は80〜120gくらい
緑色の濃い元気な葉だけを使用
園芸用のはさみ
タデアイの葉を収穫する時に使用。
タデアイの葉を取った後の茎を水差しした場合、茎の切断面がキレイだと、発根しやすくなり、株を簡単に増やすことができ、お得です。
ストール収納ボックス
絹は頻繁にアイロンがけをしたくないので、シワのよらないように保管したいものです。
そこで、ラップの芯にストールを巻いてみたところイイ感じです。
ついでにラップの箱に紙を貼って化粧箱風にしてみました。ヘリには柄付きのマスキングテープを使用。
紙を貼る時は木工用ボンドを少量の水で薄めて刷毛で塗ると良いです。
このページは「なんだろな」の中の
「藍の生葉染め 便利グッズ」