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ワタの越冬栽培
越冬ワタからコットンボール
趣味の綿花栽培

冬越し棉からコットンボールは弾けるか?

原産が熱帯・亜熱帯地域であるワタ多年生の植物ですが、耐寒性がなく、冬を越せない日本では一年生植物扱いされています。

9月下旬 次々と開絮する越冬棉のコットンボール

しかし、そんな寒がりのワタ越冬できて翌年に芽吹くことができたとしたら、一年草として育つワタとの違いはどのようなものなのでしょうか?

コットンボールは無事に弾けるのか?そして収穫量は?

それが気になってここ数年、越冬栽培を試み続けていましたが、暖房なしの室内では春を待たずして枯れてしまう結果に。が、今回4年目にして暖冬のおかげもあってかアジア綿の鉢植えが無事、冬越しに成功。

4月上旬に芽吹き始めた棉

ついにからへと昇格したような感じがしました。といっても太さも変化なく頼りないのでやや大げさな表現ですが

越冬以前の成長記録は、

参照:続・魔法瓶発芽 アジア綿の成長 ▶︎

そのワタがどのような経過を辿るのかを追ってみました。

越冬環境は埼玉県奥武蔵の暖房なしの室内窓際。時々日光浴と水やり。

内径30cm・高さは33cmの鉢に4本のアジア綿を育てていたものです。

枯れている枝は落としました。


日本の環境にはアジア綿の方が合っているのか、同じ環境で越冬させていたアメリカ綿は寒さにやられて枯れてしまいました。


ワタ一年生植物として栽培するのは害虫を防除する目的もあるそうです。


越冬ワタ栽培した土の再利用

ここ数年の実験結果から、越冬させたワタの土を新規のワタ栽培の時に使うと、有用菌のおかげか成長が良いように思われました。

但し、使用する際にはがいないか、団粒構造が壊れて水はけが悪くなっていないか等の注意が必要です。

ワタの越冬栽培 メニュー

1月から3月 越冬

1月まではを残していましたが、2月になって落葉。枯れてしまったと思われるを落としました。

3月3日 越冬棉の冬芽と葉痕

3月上旬のワタ冬芽葉痕

寒い日が続き、変化が少ないです。

3月9日 越冬棉の芽吹き出した枝

冬の間、室内の窓際で管理。陽射しがあって暖かな時は日光浴。

3月9日 越冬棉の芽吹き

2月から4月にかけて、芽吹いたとしても一進一退を繰り返し、寒さにやられて枯れることが多かったので慎重に管理。

4月 芽吹き

4月上旬の様子です。

4月上旬 越冬棉の冬芽と葉痕と芽吹き

4月中旬に、本格的に芽吹き始め、小さなが開き始めました。

4月中旬 越冬棉の芽吹き

どうやら無事越冬できたようです。

4月中旬 芽吹きたてのワタの小さな葉

5月初旬になると、4本のアジア綿うち3本が芽吹き始めました。残り1本は越冬できませんでした。

5月初旬 鉢植えで芽吹き始めた越冬棉

根本と比べ、先端の方が元気が良さそうなのでヒョロッとしています。

鉢の左下の2本の短い竹は数回使い回して、ネットリとしてしまった土の通気をよくするためのものです。

越冬棉の枝から新芽が芽吹いている様子

ワタ芽吹き発芽させた苗の成長過程で見たとは形や質感が異なった印象。

葉痕の上から葉を展開させる棉の芽吹き

葉痕の上からもりもりと葉が展開してきました。

葉痕のうえから次々と新芽を出している越冬棉

5月 新緑

5月上旬の様子です。

昼間の気温が20℃を超えるようになっての量が増えてきました。

5月7日 青空に越冬棉の新緑

5月中旬。は縮こまったような形ですが、次から次へと展開中。

5月16日 越冬棉が順調に芽吹いている

根本の方からもが出てきました。

5月18日 越冬棉の根元付近からの芽吹きの様子

6月 蕾をつける

6月中旬の様子です。

棉 6月18日 ひょろりと伸びて先端ばかりに葉が茂っているアジア棉

先端ばかりが茂ってひょろりとしてアンバランスな状態です。

6月中旬 越冬したアジア棉が蕾をつけ始めた

は増えてきましたが、相変わらず縮れ気味で、発芽から育ったものと比べるとかなり小さめです。

6月中旬 越冬棉が蕾をつけ始めている様子
6月中旬 越冬したアジア棉の蕾

多くのがつき始めています。

7月 開花

7月上旬の様子です。

棉 7月10日 全体的に葉が茂ってきた越冬したアジア棉

この頃になって健康そうな普通のが茂り始めました。

越冬したアジア棉が一番花を咲かせている

7月15日、1番花が咲きました。

今年発芽させて栽培しているワタと比較すると、開花が遅くて数が少ないですが、無事開花できて良かったです。

越冬棉の最初の花が咲いた様子

植え替えを行っていない上に鉢が小さいせいもあるかもしれませんが、ワタ栽培は毎年新規に行う方が効率が良いようです。

越冬棉の一番花

7月下旬には健全なが茂るようになり、順調に育っています。

7月30日 元気よく葉が茂ってきた越冬棉

8月 花盛り

8月上旬の様子です。

棉 8月6日 茂ってきた越冬したアジア棉

長い梅雨があけて陽射しが戻ってくると、元気なの中にが見られるようになりました。

8月になって花や実をつけ出した越冬したアジア棉

がきれいです。

8月になって咲いた越冬アジア棉の花

8月中旬になると、根元付近から太くて丈夫そうな側枝もグンと伸びてきました。

蕾をたくさんつけ始めた越冬したアジア棉

勢いがあって調子良さそうです。

棉 8月12日 越冬したアジア棉の木質化した根元付近から勢いよく伸びる側枝

その先には健康そうな大きながたくさんついていましたが、勢いがあり過ぎるので、少々残念ですが摘芯することに。

8月中旬 たくさんの蕾と葉をつけた越冬アジア棉の根元付近から勢いよく伸びた茎

も順調に大きくなっています。

この副萼がダブルになって珍しいです。

越冬したアジア棉になった副萼がダブルになった実

開花も増えてきました。

8月12日 越冬アジア棉の大きくなってきたコットンボールときれいに咲く花

盛夏の陽射しに輝くは綺麗です。

8月14日 美しく咲いている越冬アジア棉の花の中心部

もたくさんついています。

8月12日 元気よく伸びた枝先にたくさん蕾がついている越冬アジア棉

無農薬栽培ですが、天敵の昆虫がいるのか順調に育っています。

高温・乾燥の日が続いているので、ハダニ対策で霧吹きで水を散布しています。

8月17日 黄色い花が咲き誇る元気育つ越冬アジア棉

暑い夏を待ち望んでいたかのように元気よく育ち、花盛り。

8月17日 越冬アジア棉の咲き誇る綺麗な花と蕾

次から次へと開花中。

8月19日 越冬アジア棉の花盛り

8月25日、コットンボール1号が弾けました。越冬アジア棉から無事コットンボールが弾けることが確認できました。

8月下旬に弾けた越冬したアジア棉のコットンボール

連日の強い陽射しのおかげで、毎日複数のを咲かせて大盛況。

落果も多いですが、種子発芽させたアジア綿と比べて花数は多いです。

8月下旬花盛りのアジア棉

と弾けた白いコットンボールが同時に見られて嬉しいです。

8月25日 花と実と弾けた白いコットンボールが同時に見られる越冬アジア棉

9月 コットンボールが弾ける

9月上旬になってコットンボールが弾け続けています。

9月上旬に弾けたアジア棉のコットンボール

どのコットンボールもふかふかしてやや大きめです。

9月上旬に弾けたアジア棉のふかふかしたコットンボール

9月上旬に収穫したコットンボールは6個。はたくさん咲きましたが落果も多いので、摘芯をしておいて良かったようです。

9月上旬に収穫した越冬アジア棉のコットンボール

9月中旬、夏の暑さが収まってきた頃、ワタノメイガハマキムシ)によりがずいぶんとやられてしまい、悪いは落としました。また、夜間の冷え込みでが黄色くなって落ちるものも増え、コットンボールは弾け続けているものの、やや貧相な姿になってしまいました。

9月下旬に弾けてた越冬ワタのコットンボール

無農薬栽培だったこともあり、も数個虫にやられてしまいました。

9月15日 越冬アジア棉の実が開絮し始めているところ

それでも、残っていたは順調に弾けて良かったです。

9月16日 越冬アジア棉になるコットンボール

コットンボールは9月24日までに16個弾け、その後もちらほらと弾け続けています。

9月28日 副萼がやや赤みを帯びた越冬アジア棉の弾けたコットンボール
9月28日 越冬アジア棉の次々に弾けるコットンボール

10月 コットンボールの収穫

10月中旬の様子です。

気温が低くなって記録的な日照不足もあり、の数も減り、元気がなくなってきました。

10月16日 涼しくなって落葉して葉が減っている越冬アジア棉

コットンボールが枝先に数個弾けています。

10月22日 秋になって弾けた越冬アジア棉コットンボール

根元付近から出た側枝も木質化しています。

10月22日 越冬アジア棉の秋になって木質化した側枝と根元付近の様子

越冬ワタコットンボールは10月23日に最後の1個が弾けました。

全部で33個のコットンボールが弾けて終了です。

越冬アジア棉の今季、収穫したコットンボール

弾けたコットンボールは大小様々。元気の良い時のが良いとなるようで初期に弾けたものの方が大きくて質の良いものが多かったです。

鉢の大きさや本数、栽培環境も若干異なるので正確な比較にはなりませんが、種子発芽ワタと比べて1鉢の収穫量はあまり変わらないような結果でした。

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