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山とぷう太郎
山で楽しく食べ歩き!
お散歩マーケット

山歩き入門コースをご紹介

春のお散歩マーケット入口付近

何やら楽しそうな響きの
お散歩マーケットは、埼玉県飯能市・奥武蔵の山峡の集落黒指(くろざす)細田で年2回、に開催される笑顔と活気あふれる手づくりイベントです。

お散歩マーケットの開催されるきれいな里山
新緑と咲き乱れる花が抜群にきれいな
春のお散歩マーケット

お散歩マーケットを巡る人々
陽だまりと秋の色彩が心地よい
秋のお散歩マーケット

自然豊かな里山を散策しながら点在する民家の軒先で、山菜や農作物、工芸品など、ローカル色豊かな食事や買い物が楽しめるという、売り切れ御免リピーター続出の人気のエコツアーで毎回大盛況です。価格もお手頃価格のものばかりで超良心的


秋のお散歩マーケット ご案内チラシ
2017年 秋のお散歩マーケット
ご案内チラシ ダウンロード

山の中のお店をめぐるスタンプラリー形式なので、ハイキングしながら食べ歩きを楽しめるのも魅力的。

熟年世代から若者世代、子育て世代と、いろいろな世代が笑顔でお散歩と買い物を楽しんでいます。

お散歩マーケット風景
お散歩しながらくつろいで休憩もできる

山を歩くのは初めてで不安、というトレッキング初心者にとってはトライアルセットみたいなコースです!

にぎわいがあって道も整備されて安心なので道に迷う心細さもありません。

それでいて狭く急な山道が散歩コースなので、山の雰囲気はたっぷり!

ハイキングできる装備ならバッチリ。

全コースを回ると4キロ以上あり、買い物等含めると3時間位が目安です。チャレンジしてみては?


※ベビーカーは危険なのでご遠慮ください。

※他のお客様のご迷惑になるので、ペットの同伴は
できるだけご遠慮ください。リードは必携です。


次回のお散歩マーケットは

平成30年5月6日 (日)です。

お楽しみに!

詳しくは上直竹上分地域情報サイト
うらーほうは上分だ!へどうぞ。


大仁田山周辺 季節の植物では奥武蔵里山の季節を彩る植物をご紹介。

大仁田山周辺 季節の植物 >

お散歩マーケット以外の時期にも訪れてみてはいかがでしょう?


山とぷう太郎 実用メニューページ

より詳しい内容はコチラへ

初心者の為のトレッキング入門

トレッキングに必要な装備

富士山に登る時の注意

トレッキングを楽にする体作り

奥武蔵よも山情報

お散歩マーケット メニュー

お店で休憩 お散歩マーケット

お店をめぐるスタンプラリー形式だから、地域一帯の心やすらぐおもてなしが待っています!!

くつろぎのカフェテラスは民家のお庭
自然豊かなくつろぎのカフェテラスは民家のお庭
くつろぎのカフェテラスは民家のお庭
次のお店へのすてきな小径
小径の向こうはどんなお店?

にぎわいを見せる軒先
行列ができるほどのにぎわいが!

かわいいボクのお手伝いさん
すてきな笑顔で出迎えてくださるお店のスタッフ
あたたかな笑顔でお出迎え

お買い物してもしなくても、どのお店でも気兼ねなく、気ままに休憩できるので、山を歩くのは少し不安というハイキング初心者にもうってつけ

次のお店へのすてきな小径
疲れたらお店で休憩

コースを全部回れば、完歩賞もゲットできます

お散歩マーケット 食事について

「今回こそは伝説のぼたもちをゲットするんだ!」と開催と同時に意気込んでやって来られた方もいらっしゃいました。「え〜また売り切れなの〜!?」そんな声も時々聞こえます。

どのお店も好評なのですが、数に限りがあるため、早々に売り切れ店も続出します。

お散歩マーケット 伝説のぼたもち バナナの葉の敷物の上で販売されている
即刻、完売してしまう伝説のぼたもち
新緑バナナの葉の敷物もオシャレ!

お散歩マーケット おいしそうなタケノコご飯
豊かな山の幸あふれる たけのこご飯
採れたてのタケノコやフキも嬉しいです

山道を歩いて、食べ物がないのはキビシイです。特に午後は品薄状態になりますので、ご注意を!


また、慣れた方になるとマイカップマイ箸を持って次から次へと食べ歩きする強者も!

さすがにエコツアーだけあってエコ通 (ツウ) だなぁ、と感心させられてしまうリピーターの姿も見かけました。

お散歩マーケットのコース

お散歩マーケットコースには若葉が輝いて爽やかなが吹き抜け、紅葉で鮮やかに彩られた陽だまりとなり、歩き心地の良い素敵な散歩道となります。

バス停からお散歩マーケット会場への道
バス停からお散歩マーケット会場への道
山が笑っています

お散歩マーケット受付付近 上直竹上分自治会館
お散歩マーケット受付付近
上直竹上分自治会館

上直竹上分自治会館の山側斜面に点在する黒指の民家
お店となる自然に抱かれた民家の数々
受付を済ませて登り始めた坂道
きれいで歩きやすい自然あふれる道
道路脇の美しい紅葉と竹林
秋の紅葉シーズンも風情のある散歩道
黒指の里山
山腹に広がる畑
黒指の里山 お蔵と紅葉
歴史を感じさせる素敵なお蔵

歩き始めて民家お店をまわりながら急坂を登りきると、展望が開け、眼前にすっきりと広がる黒指地区草原がなんとも爽快でご褒美のようで気持ちいいです。電線の無い広々とした空と開けた草原別世界にやってきたようで、思わず深呼吸したくなります!

青空を背景に稜線の草原に立つ標識

を登ったつもりが、予想に反して広々とした公園のような景色が広がる意外性は不思議で楽しいサプライズ

見晴らしの良い里山

振り返れば、スタンプラリーで巡って来た民家お店が見えます。

見晴らしの良い丘から眺める黒指の民家

眺望抜群。山懐に抱かれた里山の素敵な景色が眼下に広がります。

見晴らしの良い丘からの景色

頂上近くにある庚申塔石神大明神と呼ばれ、古くから耳垂れを治すご利益があるとされ、周りに積まれた多くの穴の開いた石は治癒した方々が奉納したものだそうです。

黒指の庚申塔 通称 石神大明神

詳細は うらほうは上分だ 石仏など


この先はしばらく樹林帯の道になるので、ここで休憩をおすすめします。

明るいわらび畑の道

黒指地区細田地区をつなぐトレイルはよく整備されて歩きやすいです。

黒指地区と細田地区をつなぐ整備された尾根道からの眺め
尾根道からの眺め
黒指地区と細田地区をつなぐ整備されたトレイル
美しい人工林の木漏れ日
木漏れ日が美しい 黒指地区と細田地区をつなぐ整備されたトレイル

体力に自信のある方は途中の愛宕山に登ってみてもいいですね。

愛宕山登山道入り口

ちょっと急な山道を登ると標高412mの愛宕山頂上にすぐ到着。テーブルとベンチがあります。

秋の愛宕山頂上
秋の愛宕山頂上

そのまま進行方向へ進めば元の道に合流します。


いぼとり地蔵さまの分岐が見えたら、細田地区のお店まではもう一息です。

いぼとり地蔵尊分岐点
いぼとり地蔵尊 分岐点

ここまで来たら、スカイツリーも見えて東京方面の展望が開けるこのコース一番のビュースポットをぜひ、訪れてみてください。暗い山道から急に展望の開ける明るく美しい細田の草原が現れた時には、別世界に来たかのようなすばらしい感動が待っています。

奥武蔵のシャングリラと呼びたくなる場所です。


大きな鉄塔付近分岐点畑の方へと少し下り大仁田山方面へ。

展望の開けた細田地区の草原
山道から急に展望の開ける細田の草原

畑の中を道なりにを歩くと、たくさんのベンチもあり、草原の広がる休憩場所となっています。

ベンチがあたくさんあって休憩できる細田の天空の畑と展望エリア

スカイツリーはどちらかといえば左側の方に見えます。

細田の天空の畑から見えるスカイツリー
細田の天空の畑から見えるスカイツリー 拡大

色彩豊かな秋の景色もきれいです。

高度感のある細田の秋の草原
紅葉の美しい細田

反対回りのコースも魅力的。

細田と大仁田山と原市場・間野黒指方面分岐看板
細田と大仁田山と
原市場・間野黒指方面の分岐看板
細田のから天空の畑へ向かう道
細田のから天空の畑へ向かう道

この魅力的なエリアについてはコチラで詳しくご紹介しています。

天空の畑・奥武蔵のシャングリラ >


山のふところに抱かれる細田地区の民家
山の懐に抱かれる細田地区の民家
山の暮らしを感じさせる細田地区の民家をつなぐ小径
山の暮らしの香りする素敵な小径

細田地区の民家を巡るハイカー
お散歩マーケットを楽しむ若い家族
細田地区を巡るハイカー

杉の木で作られた猪のクラフト
かわいいイノシシの歓迎に気分もほっこり

細田地区の丸太を利用して作られたおしゃれな標識
風情あるセンス良い標識

細田地区のどうでいら
舗装され、歩きやすい細田地区の車道

秋には木々が美しく色づく道を気楽にのんびりと楽しめます。

青空の中青々として美しい竹と紅葉する木々
光に透けてステンドグラスのように光る紅葉や黄葉の綺麗な舗装道路

お散歩を終えてバス停に向かう人々でにぎわいを見せる春のお散歩マーケット入口付近
登る人・降りる人、賑わいをみせる
受付のある上直竹上分自治会館付近

コースは全長約4km、受付から約1時間40分の道のりなのでマイペースで気ままにお散歩を楽しめます。

運がよければ ニホンカモシカ にも会えるかも!?

奥武蔵在住 ニホンカモシカ

お散歩マーケット 春の彩り

春といっても5月に開催されるお散歩マーケットは初夏の花と新緑で輝き、彩られます。


あちらこちらで見られるシャガの花の群生は谷を白く染め、実に見事です。

シャガの花 拡大
シャガ花の群生
シャガの花の群生

自然と調和のとれたセンスの光る素敵なお庭の花々も見所です。

自然と調和のとれた藤とツツジが素敵なお庭
モッコウバラが映えるクラシカルな民家
センスが光るおしゃれなイングリッシュガーデン
さりげなくセンスの良いイングリッシュガーデン

味わいのある鯉のぼり。積まれた薪も山の暮らしの風情があって素敵です。

味わいのある手作り感あふれる鯉のぼり

かわいい売り子さんの笑顔もイベントを盛り上げ、彩りを添えます。

かわいい売り子さん

お散歩マーケット 秋の彩り

11月に開催されるお散歩マーケットの頃は美しく色づいた木々の葉木の実が彩られ、輝きます。

光に透けて美しい紅葉

少々肌寒い感じがしますが澄んだ空気の中、斜面の道を歩いていれば、すぐに体はポッカポカのウォーキング日和となって、気分も爽快!

光に透けてステンドグラスのように光る紅葉

イチョウの巨木の黄葉も見事です。

美しく黄葉するイチョウの巨木
美しく黄葉するイチョウ

コース沿いではたくさんの黄色に輝くユズがお出迎え!果実の実りは気分を昂揚させます。もちろんマーケットユズレモンを販売しています。

黄色い実をたくさんつけるユズ

いぼとり地蔵様の脇にはミヤマシキミのきれいな赤い実

赤い実をつけるミヤマシキミ

優雅さと気品のあるナンテン朱い実はコース沿いのあちらこちらで見ることができます。

山の中で赤い実をつけるナンテン
赤い実に色づいていくナンテン

かわいいカラスウリは楽しい彩り。

たくさんの朱色の実をぶら下がってつけるカラスウリ
朱色の実をぶら下がってつけるカラスウリ 拡大

季節のもキレイに咲いています。

きれいなサザンカ

秋から冬にかけて咲くビワの花

晩秋に咲く白いビワの花

民家ならではの珍しいコラボ。

サネカズラ赤い実お茶の花

赤く実ったサネカズラとお茶の花

おいしそうなキイチゴラズベリー

赤い実をつけるキイチゴ

紅葉した葉に花を咲かせるミツバツツジ
紅葉した葉に花を咲かせるミツバツツジ

森や谷間の影に秋の光が天然のライトアップ。ステンドグラス影絵のように映し出された木々の葉の輝きはこの時期ならではの醍醐味です。

光に透けて影絵のように美しい紅葉
光に透けて森の木々が影絵のように輝く
光に透けて影絵のような森
光に透けて影絵のような紅葉
光に透けてステンドグラスのように光るトチノキの葉
光に透けてステンドグラスのように光るオレンジ色の葉
光に透けてステンドグラスのように光る木々の葉

コース沿いではいろいろな植物のも見られて楽しいです。

青黒い実をつけるヤブミョウガ
ヤブミョウガ

赤い実になりつつあるマンリョウ
赤い実をつけるマンリョウ
マンリョウ

赤い実をつけるシロダモ
赤い実をつけるシロダモ 拡大
シロダモ

毒々しいのマムシグサの実
マムシグサ

黄色い実をつけるコクサギ
茶色い実をつけるコクサギ
コクサギ

色づきはじめたヒサカキの実
ヒサカキ

場所により、黄葉落葉していますがムラサキシキブヤブムラサキ紫色の実もなっています。

晩秋の山のムラサキシキブの実
ムラサキシキブ

ムラサキシキブより、やや大粒で萼が毛で覆われているヤブムラサキは触れてみるとフカフカとして温かい感じがします。

晩秋に実る紫色のヤブムラサキの実
晩秋に実る紫色のヤブムラサキの実 拡大
ヤブムラサキ

大仁田山周辺 季節の植物 ヤブムラサキ >


コース沿いではニホンカモシカと出会うことがありますが、おとなしい動物なので出会った時はおどかさないようにして通り過ぎましょう。

振り返る冬毛のカモシカ
後ろ向きの冬毛のカモシカ
後ろ向きで何か考えているかのような冬毛のカモシカ
振り返る冬毛のカモシカ 拡大

奥武蔵在住 ニホンカモシカ >

霊験あらたか いぼとり地蔵様

細田地区にはお参りしたところ、ガンが治ったとか良縁に巡り会えたなどと霊験あらたかでパワースポットとして参拝者の増えているいぼとり地蔵様があります。

いぼとり地蔵尊
細田地区の「いぼとり地蔵」様

魅力的な間野黒指バス停

終着地点の間野黒指バス停は屋根付きでやや広く、バス停というよりは鄙びた田舎の無人駅のような佇まいで渓流沿いにあるのもイイカンジ。


間野黒指のバス停の床にはこの地区の豊かな自然と生き物をモチーフにした美しいモザイク画があります。センスよくちりばめられた石が宝石のようでキレイです。


このモザイクタイル画は、細田在住の作家三上群嗣氏により、地元の小学生と一緒に1992年8月に作成されたとか。そんな制作秘話を知ってしまうとこの素敵なモザイクタイル画にますます魅了されてしまいます。

間野黒指バス停モザイク画
写真出典:間野黒指停留所のモザイク画

このモザイク画についてはブログ
かえで☆のデジブラ日記~♪さんの

コラム間野黒指停留所のモザイク画に詳しくレポートされています。

写真をクリックすると、上記写真の出典元のオリジナルのページで迫力ある大きな画像のモザイク画を見ることができるので是非ご覧になってください。目的地がバス停になってしまうかも?(笑)


モリアオガエルのモザイク
この地域は飯能市指定天然記念物の
モリアオガエル生息地
ヤマメのモザイク
清流を象徴するヤマメ
フクロウのモザイク
深い森をイメージするフクロウ

また、バスの本数が少ないので待つ人が退屈しないように、簡易図書室のようになっているようです。この地域の方々のやさしい心遣いが感じられました。トイレがバス停のすぐ近くにあるのもGoodです。

お散歩マーケットエリア 注意事項

素敵な里山は地元の方々のご尽力によるものです。訪れた方全員が笑顔でいられるようにくれぐれもマナーをお守りください。


当然のことですが私有地ですので、畑に入ってものを獲ったり、ゴミを捨てたりなさらないように。ペットの同行も他の方への迷惑となるのでご遠慮ください。


とても残念な事なのですが、無断で果実農作物山菜等を盗むハイカーを見かける事があり、心を痛めております。

特に冬至の頃の柚子泥棒団体ツアーには驚きました。熟年集団万引きです。

このエリアは私有地で地主の方々の善意で整備されて、休憩スペースまで設けて下さっています。

当たり前の事なのですが、害獣より質の悪い害人が出没しないことを心から願います。


近くには霊験あらたかないぼとり地蔵様がおられます。くれぐれも罰当たりな事はなさらないように。人目は無くてもお地蔵様は見ておられます。

飯能市エコツーリズムについて

飯能市の発行しているエコツーリズムのパンフレットによれば、

自然や歴史・文化・くらしを体験しながら楽しく学び、それらの保全にも役立てよう、という新しい旅行の形がエコツーリズムで、2017年2月、飯能市は環境省が主催する第12回エコツーツズム大賞特別継続賞を受賞したという事です。


お散歩マーケットは、2011年秋から始まった歴史があるので、特別継続賞受賞には大きく貢献しているようです。

また、お散歩マーケットは、2015年にエコツアーアワード市長賞を受賞した実績もあり、地域の方々のおもてなし精神強い相互努力が功を奏したエコツアーだと言えるでしょう。

大仁田山に登ってみよう

細田地区から、ちょっと足を延ばせばこの地域の最高峰大仁田山 (505.7m) まで歩くこともできます。

大仁田山へのアクセス >


大仁田山頂上からの展望
大仁田山頂上
大仁田山頂上

頂上からは関東平野が見渡せ、天候が良ければスカイツリーも見ることができます。休憩のできるベンチがあるのも嬉しいです。

秋の大仁田山頂上から見た東京方面の眺め

秋のお散歩マーケットの頃には赤や黄色に色づいた山がきれいです。

秋の大仁田山頂上から見た紅葉する山とスカイツリー
大仁田山頂上から見た東京方面

空気の澄んだ秋から冬はスカイツリーが特によく見えます。

それにしてもスカイツリー大仁田山よりも130m近く高いとは、構造物として驚きの高さだと実感します。

冬の大仁田山頂上からスカイツリーを臨む
大仁田山頂上から見たスカイツリー
大仁田山頂上から見た スカイツリー

大仁田山の標高表記は国土地理院発行の地形図には標高505.4mと記載されています。「あれ?頂上の標識には506mとなっているよ?」と疑問を感じた方はコチラへ。

山の標高の表記について >

※ここでは山と高原地図 (昭文社) を参照にして、505.7mと記載しています。


大仁田山へのコースは植林されたスギヒノキ等の多い山道ですが、所々で広葉樹の春の新緑・秋の彩りを楽しむことができます。

秋の大仁田山へ向かう時に開ける展望 ゴンズイの実の奥に東京側の山並みが見える
秋の大仁田山への広葉樹沿いの道

コナラなどの広葉樹の高木が織りなす美しい黄葉

コナラの黄葉
色とりどりのコナラ葉
羽状複葉の美しい黄葉

スギヒノキモミなどの針葉樹の深い緑と雑木の明るい葉の色とのコントラストも綺麗です。

ヒノキの合間に見える美しい黄葉

黄葉の美しいダンコウバイ

全面に黄色く覆うダンコウバイの黄葉
ダンコウバイの黄葉

天空の畑・奥武蔵のシャングリラ

お散歩マーケットが開催される、細田と呼ばれる上直竹上分の天空の畑は、奥武蔵のシャングリラ(桃源郷)と呼びたくなるエリアで、開放感にあふれ、四季折々楽しめます。


大仁田山登山道の途中に位置しているのですが、山頂より展望が開け、ここが一番のビューポイントです。

大仁田山登山道で一番眺望の開けた草原
大仁田山コースで一番眺望の開けた草原

天空の畑の草原は標高が400m近くあるため高度感があり見晴らしが良くてマチュピチュの風情もある心地のよい所です。おあつらえ向きにたくさんのベンチも設置されています。

中にはムクロジの目の入ったおもしろい動物のようなベンチもあります。

ムクロジの種子を目にした動物に見えるクリで作った椅子
ムクロジの種子を目にした動物に見えるクリで作った椅子拡大

ムクロジのつぶらな瞳輝くベンチ


細田地区の里山

奥武蔵のシャングリラと呼びたくなるのは、もちろん。隔絶されたかのような見晴らしの良い広がる草原に小鳥のさえずりが響き渡ります。


桜の花吹雪とともにカリンナシスモモの花、ツバキシキミミツバツツジスイセン枝垂れ桜等が一斉に咲ほころび百花繚乱。まさに桃源郷の風情で心躍ります。

シャングリラに咲く可憐な花梨の花
シャングリラに咲く可憐な花梨の花

このきれいなカリンの花、秋には黄色の大きな実となり美味しく食べることができます。興味のある方はこちら

カリンを食べたい >


シャングリラに咲く可憐な梨の花
シャングリラに咲く清楚な梨の花

シャングリラに咲く見事なスモモの花
シャングリラに咲く見事なスモモの花拡大
シャングリラに咲くきれいなスモモの花 拡大
シャングリラに咲く花見事なスモモ類の花

里より一足遅れて咲く山桜
里より一足遅れて咲く山桜

初夏には草原の緑の輝きが増し、心地の良い風が吹き抜け、大の字になって寝転んでみたい贅沢な癒やしの空間が広がっています。

大仁田山登山道で一番眺望の開けた初夏の草原のベンチ

夏には青空と広々とした草原とカリンが実り、吹き抜ける風が爽やかです。

夏のシャングリラとカリンの実
夏のシャングリラとカリンの実

初秋からはパンパスグラスの花穂が風に揺れて風情があります。

花穂が出たての初秋のパンパスグラス
花穂が出たての初秋のパンパスグラス 拡大

このエリアから大仁田山までは、畑の中の道を抜け、徒歩20で分ほどです。

大仁田山といぼとり地蔵の間の道案内図

おすすめは景色の輝くですが、夏は杉や檜の林で木陰を歩け、冬は陽だまりの休憩所でくつろげるので一年を通して楽しめます。


天空の畑奥武蔵のシャングリラ
細田地区へのアクセス

大仁田山へのアクセス >

シャングリラで出会った魅力的な昆虫

盛夏にタマムシルリボシカミキリオオセンチコガネなどの美しい色彩の昆虫にも出会うことができました。


オオセンチコガネ

オオセンチコガネは金属光沢の輝きが美しい昆虫です。

カモシカシカが一年中出没している自然豊かな環境なので、彼らの落とし物目当てに集まるオオセンチコガネにとっては聖地のような場所なのかも。

オオセンチコガネ
5月上旬 姿を現したオオセンチコガネ

暖かくなり始めた頃から姿を見かけるようになりましたが、真夏の方がギラギラと輝いていたような気がします。

オオセンチコガネ拡大
愛嬌のある顔立ちのオオセンチコガネ

おもしろいことに、ちょっとした刺激があると、瞬時に硬直してショック死をしたように動かなくなります。迫真の演技力を持つひょうきん者です。

ひっくり返ったら、あら不思議!脊中とお腹では色味が違うんですね。

死んだふりをしてひっくり返るオオセンチコガネ
「やられた〜」そんなセリフの似合う
死んだフリが得意なオオセンチコガネ

梅雨時に出会ったオオセンチコガネ
金属光沢のため、とても目立ちます。

綺麗に輝くオオセンチコガネ
綺麗に輝くオオセンチコガネ 拡大

タマムシ

マダム・バタフライならぬ、マダム・タマムシよろしく、ある晴れた真夏の炎天下、空高く重そうに舞い上がっていたタマムシさん。その姿を眺めていたら、どういうわけか、わざわざ目の前に止まってモデルさんになってくれました。おめめパッチリべっぴんさんでした。広いお空がお似合いです。

タマムシ
タマムシ 顔拡大
モデルになってくれたタマムシさん

大仁田山へのアクセス

細田黒指地区大仁田山の山域にあるので、この地域の最高峰大仁田山を目指すと良いでしょう。

大仁田山山域への主なアクセスルートは2通りあります。

細田・黒指へのアクセス
間野黒指ルート

細田・黒指へのアクセス概略図
細田アクセス図

このコースは奥武蔵ハイキングコースのメインルートから離れているので、通常登山客は少なめでニホンカモシカもよく見かけます。静かな山歩きを楽しみたい方にオススメです。

山でよく見かけるニホンカモシカ

駐車場がないので、アクセスは国際興業バス間野黒指(まのくろざす)行きのバスをご利用ください。

間野黒指ルート
西武池袋線飯能駅または
JR八高線・西武池袋線東飯能駅より
国際興業バス間野黒指(まのくろざす)行きに乗車(乗車時間約35分 440円)
終点間野黒指下車
徒歩約2km(徒歩約50分)
※自家用車の乗り入れはご遠慮ください

お散歩マーケットの開催日以外は間野黒指ルートはバスの便が少ないので、ご注意ください。


細田・大仁田山へのアクセス
四十八曲りルート・赤沢ルート

奥武蔵ハイキングコースで人気のある名栗方面へ向かう名栗車庫行き名郷(なごう)行き湯の沢行きのバスを利用して唐竹橋で下車して四十八曲りを通るコース、または上赤沢で下車して、赤沢登山道を通って大仁田山経由でもアクセスできます。


唐竹橋上赤沢バス停近くの入間川は鮎が棲み、川遊びで人気のあるエリアなので、体力が残っていたら登山帰りに楽しんでみては?

唐竹橋バス停付近の川原で川遊びを楽しんでいる様子
川遊びでにぎわう唐竹橋バス停付近
川遊びでにぎわう 唐竹橋バス停付近の中州

紅葉に彩られる秋の唐竹橋バス停付近の川原の中州
秋の紅葉シーズンもきれいです

細田・大仁田山へのアクセス概略図
大仁田山アクセス図

四十八曲りルート
西武池袋線飯能駅または
JR八高線・西武池袋線東飯能駅より
国際興業バス名栗車庫名郷湯の沢行きに乗車(乗車時間約28分 470円)
唐竹橋下車
徒歩約9分 登山道入口 徒歩約50分 細田 徒歩約24分 大仁田山
※自家用車の乗り入れはご遠慮ください

白鬚神社
四十八曲りルート
登山道入り口付近の白鬚神社

赤沢ルート
西武池袋線飯能駅または
JR八高線・西武池袋線東飯能駅より
国際興業バス名栗車庫名郷湯の沢行きに乗車(乗車時間約30分 520円)
赤沢下車 徒歩約2分 登山道入口
徒歩約50分 大仁田山 徒歩約20分 細田
※自家用車の乗り入れはご遠慮ください

国際興業バス 運賃・路線 >


いぼとり地蔵様とシャングリラエリア間は徒歩6分程度。大きな鉄塔の脇の分岐点の畑方面の道がシャングリラを取り囲んでいます。大仁田山へはこの畑の中の道を使う方が速くて安全。山道方面は少々険しくて危険です。

細田巨大鉄塔下の分岐点看板
巨大鉄塔下の分岐点看板

奥武蔵在住 ニホンカモシカ

ニホンカモシカは名前にシカとついてますが、鹿ではなくウシ科に分類されるだけあって、鹿と比べるとシャープさに欠け、ふっくらとして愛嬌のある日本の特別天然記念物です。


こちらをじっと見つめるニホンカモシカ
こちらをじっと見つめる
馴染みのニホンカモシカ

国の特別天然記念物に指定されているので保護され頭数を増やし続け、最近は奥武蔵でもよく見かけるようになりました。

ニホンカモシカの赤ちゃん
おや!? ニホンカモシカの赤ちゃんだ!
草を食べているカモシカのこども

臆病ですが好奇心旺盛な性格で、安全だと思うと、立ち止まってじーっと、こちらを観察していたりします。

草原で出会った若いカモシカ
ススキと若いカモシカ 横向き
ススキと若いカモシカ

なので、お互いに長い間見つめ合ってしまうことがままあります。(笑)

若いカモシカ 拡大

また、ある時は木の合間からじ〜っと熱い視線が

木の間から気配を伺う若いカモシカ
木の間から様子を伺う若いカモシカ
頭の産毛のかわいい若いカモシカ 拡大

ふっくらとした腰つきで名残惜しそうに立ち去る姿もかわいらしい。

カモシカのかわいい後ろ姿
後ろを振り返る若いカモシカ

ある日のニホンカモシカ劇場

好奇心旺盛に人間観察をするニホンカモシカ
おや、人間だ!じーっ(熱い視線)
好奇心旺盛に身を乗り出して人間観察をするニホンカモシカ
どれどれ、もっとよく見てみよう。
視線をそらす冬毛のニホンカモシカ
なーんだ。また、いつものあんたか。
気ままな冬毛のニホンカモシカ
ま、いいか。
見送ってくれる冬毛のニホンカモシカ
行っちゃうの?じゃ、またね。

まるで、御丁寧にもお見送りまでしてくれているように見えました。


おいしそうに葉っぱを食べるニホンカモシカさんの様子はコチラ

ある日のニホンカモシカのお食事 >

モリアオガエルの雨乞い

カラ梅雨水不足が懸念され始めた夏のある日の午後、まるで雨乞いをしているかのように樹上で祈りのポーズをとるモリアオガエルに出会いました。

雨乞いをしているかのように見えるモリアオガエル

祈りが通じたのか、その数日後、待望の雨が降り、地域一帯を潤しました。


細田黒指地区は、昭和35年ごろから樹上産卵の習性をもつモリアオガエルの生息が確認されるようになり、昭和45年11月1日に直竹上分地内に生息するモリアオガエル市の天然記念物に指定されたのだそうです。


樹上で昼寝をするモリアオガエル

実際のところは涼しい木陰でお昼寝をしている最中でした。(笑)

樹上生活に長けているだけあって見事な吸盤。眠っていても吸盤つきの指ピトッと枝を挟み込んでいて、落ちる心配は無さそうです。

おとぎ話に出てくるようなかわいい姿にほっこりです。


モリアオガエルに関してはコチラでも記載しています! カエル 御三家 >

チェリモヤのチャレンジ栽培

チェリモヤ栽培中
チェリモヤ看板

おまけ情報

勝手に奥武蔵のシャングリラと呼び、お気に入りの散歩コースとなっている細田地区の里山。縁あって、
世界三大美果といわれるチェリモヤの木を栽培していただいています。

お散歩マーケット開催時限定で、
天空のお休み処 おおやつ」にて公開展示されます。興味のある方は下記をご覧になってください。

趣味の果樹栽培 チェリモヤ >

大仁田山周辺 季節の植物

アオツヅラフジ

アオツヅラフジはブドウのような白い粉をふき、美しい実をたくさんつけます。名前にあるようにツヅラ (かご) 作りに活躍したつる性の植物です。

アオツヅラフジの実
きれいなアオツヅラフジの実

その中に緑色のゼリー状の果肉に包まれたアンモナイトの化石のような種子が入っていて面白いです。

植物の造形の素晴らしさに脱帽。

アンモナイトのようなアオツヅラフジの種子
アンモナイトのような種子の入った
アオツヅラフジ

カリガンダキ川のアンモナイトの化石
カリガンダキ川のアンモナイトの化石 拡大
ヒマラヤのカリガンダキ川で
見つけたアンモナイトの化石
水晶の結晶と混在するアンモナイトの化石
水晶の結晶と混在するアンモナイトの化石 拡大
水晶の結晶と混在するアンモナイトの化石

ウリノキ

実のなるウリノキ

8月から9月、ウリノキが美しい藍色の実をつけてきれいです。光りの加減で鮮やかな青色に反射します。

が落ちやすいこともありますが、鳥や昆虫に人気があるらしくて、すぐにがなくなってしまいます。

美しい藍色のウリノキの実 拡大

6月、七夕飾りを吊り下げたみたいなユニークなウリノキの花を見ることが出きます。開花と共に花びらがカールして、西洋音楽家の肖像画のカツラのような雰囲気で笑えます。

ユニークなウリノキの花

3〜4cmの白くて細長い蕾は畳んだ傘みたいにソフトに捻れていて何となく千歳飴みたいなカンジもします。

美しい藍色のウリノキの実

ウリノキは杉の植林の進んだ谷筋の道で見かける事の多い落葉低木で、瓜の葉に似た大きな特徴的な葉を広げます。若葉が鮮やかで綺麗です。

美しい藍ウリノキの若葉

カキノキ

秋になると、あちらこちらで朱色に色づいた柿の実柿の葉が輝き、景色を美しく彩ります。

朱色の実をたわわにならす柿の木
朱色のたわわに実る柿
美しいカキの紅葉

カキ新緑もまた明るくてツヤやかでとてもきれいです。

美しいカキの新緑

カキ雌雄同株の植物で5月中旬から6月上旬にを咲かせます。

富有柿次郎柿等は雌花しかつけない品種です。

蕾をつけた美しいカキの新緑

カキの雌花は単独で咲き、大きな襟飾りのようなが目立ちます。

、咲きかけカキの雌花
カキの雌花
結実したカキの雌花

カキの雄花スズランのような壷型のかわいらしいを複数咲かせます。

カキの雄花

カキの雄花は時期が過ぎるといっせいに落ちてしまいます。

地面に大量に落ちたカキの雄花
落花したカキの雄花
落花したカキの雄花 拡大

キツネノカミソリ

キツネノカミソリ

8月初旬から中旬にかけて四十八曲りルートの登山道近くにあるの白鬚神社周辺で彼岸花に似たキツネノカミソリの群生を見ることができます。

キツネノカミソリ 拡大

クサギ

8月、クサギの花があちらこちらで咲き始めて芳香を漂わせます。

クサギの花

また、花の咲く過程が面白いです。

袋状のから花筒が伸びてのようなかわいい蕾が姿を現し、開花します。

クサギの花 拡大

クサギの花はまず最初に長い雄しべが得意気に伸びます。花粉を出し終えると雌しべが上に反り返り、花柱の先端が2つに開くようになっています。

これは、自家受粉を避けるために雄性先熟になっているからです。

※先に伸びた雄しべが垂れ下がり、雌しべが立ち上がっている状態。(上写真 右上)

紫色の葯の輝くクサギ クサギの雄性期の花 拡大

紫の花粉が輝く頃が綺麗で、開花時は花の蜜がたくさん出ていると思われ、ミヤマカラスアゲハモンキアゲハクロアゲハなどの黒っぽい色のアゲハチョウ訪花が目立ちました。

クサギを訪花するミヤマカラスアゲハ
クサギの蜜を吸うミヤマカラスアゲハ
クサギの蕾や開花した花 拡大

夜には甘い香りに誘われてスズメガ等がやって来るそうです。24時間営業の甘味処は大繁盛というわけですね。


葉や茎に傷をつけると嫌な臭いがするという事からクサギ (臭木) という名がついたそうです。

花を咲かせるクサギ

そこで、をちぎって揉んでみて臭いを確認しましたが、個人的には、臭いが名前になる程の酷い臭いだと感じませんでした。何となく薬っぽい臭いがするかなぁ、といった程度でした。

クサギの花序

名前通りに臭い時期等があるのかもしれませんが、もう少し、素敵な名前でも良かったと思われる植物です。


秋には星形の濃いピンク色の萼に縁取られたトルコ石ラピスラズリのような綺麗なブルー系のがなります。

濃いピンクの萼に濃い青い実のコントラストが美しいクサギの実
濃いピンクの萼に青い実のコントラストが美しいクサギの実
宝石のように美しいクサギの実

このは染色で空色を出すのに使われます。青色を出すのにと同様、有益な植物です。

ゲンノショウコ

白花ゲンノショウコの花

日本の代表的な民間薬ゲンノショウコ (現の証拠) は下痢止めの作用が即効性で現れるので現に良く効く証拠ということから名前がついたのだそうです。

きれいな白花ゲンノショウコの花

フウロソウ科フウロソウ属の多年草では夏から秋にかけて見られます。


白花ゲンノショウコの花 拡大

別名、神輿草 (みこしぐさ) の名も持ちます。一目瞭然、秋から初冬にかけてゲンノショウコのはじけたはくるりんと巻いてお神輿の屋根みたいな姿となり、祭りの雰囲気を醸し出します。

ゲンノショウコの花と実
ゲンノショウコの花と弾けた実

花が終わってになった頃の様子。

ゲンノショウコの未熟果

が弾ける前はキャンドルみたい。

キャンドルの下にある種子が完熟するとはじけて、お祭りが始まります。

実が弾ける前のゲンノショウコの実

種子を飛ばした後のゲンノショウコガッツポーズをしているかのよう。

実が弾けてガッツポーズをしているように見えるゲンノショウコの実

自力で種子を飛ばすゲンノショウコは近場に種子を散布するため親株の近くで群生します。

ゲンノショウコの実 弾ける前と弾けたあとの神輿状態になったもの

晩秋のにぎやかな祭りが終わると冬の到来です。

にぎやかな神輿草

またゲンノショウコと似た構造の植物で、初夏にを咲かせをつける帰化植物アメリカフウロも派手めの色合いをしていておもしろいです。最近道端などで見られるようになりました。

アメリカフウロの花
アメリカフウロの実
アメリカフウロ

コアジサイ

5月下旬から6月上旬にかけて大仁田山の頂上付近で淡い青色のコアジサイの花の群生を見ることができます。

コアジサイの花

一見地味な印象ですが、よ〜く見ると繊細で、線香花火みたいに可憐に輝いていています。

線香花火みたいなコアジサイの花

特に上品な淡い青色と白い花粉が輝く頃の清楚な雰囲気が素敵です。

コアジサイの花 拡大
花粉が美しく輝く頃ものコアジサイの花 拡大
可憐なコアジサイの花

コウヤボウキ

秋にコウヤボウキの花大仁田山頂上愛宕山いぼとり地蔵様付近や山道などで見ることができます。

山道に咲くコウヤボウキの花

キク科の小さいですが、よく見るとリボンのようにくるりと巻いた花弁がかわいらしいです。

可憐に咲くコウヤボウキの花
可憐なコウヤボウキの花
コウヤボウキの花

秋から冬にかけてがフカフカに変化した姿もまた面白いです。

花期を終えたコウヤボウキの花
綿毛になったコウヤボウキの冠毛
綿毛になったコウヤボウキ

高野山で茎を束ねての材料としたのが名前の由来だそうです。

シロダモ

春のお散歩マーケットの山道コースではうさぎの耳と呼ばれるシロダモの金属光沢に輝くフカフカの若葉を見ることができます。わずかな期間限定の季節の楽しみなので、興味のある方は探してみてくださいね。

ウサギの耳と呼ばれるシロダモの若葉

シロダモに興味のある方は

癒しのかわいいフカフカ植物内にて詳しく紹介しています。

うさぎの耳 シロダモ >

センダン

梅雨入りの頃、シャングリラ付近で見事に咲き誇るセンダンの花を見ることができます。

満開のセンダンの花
センダンの花 拡大
美しく咲くセンダンの花 (6月上旬〜中旬)

ことわざにある栴檀は双葉より芳しセンダン白檀のことを指し、この樹のことではありませんが、も美しい大木です。初冬に光り輝く実を房なりにつけます。

センダンの実
光り輝くセンダンの実

センニンソウ

センニンソウ (仙人草) は樹上に覆い被さるように育つツル性植物で陽当たりの良い山野や沢沿いの道端などに自生する有毒植物です。

センニンソウの白い花

夏から秋にかけて、白い芳香のあるを咲かせます。はあたり一面を覆い、滝のように咲き乱れます。

羽毛状の綿毛を広げ始めた風車のようなセンニンソウの痩果

また、秋から冬にかけて羽毛状花柱をつけた仙人を髣髴させるユニークなも目を惹きます。

羽毛状の花柱をつけるセンニンソウの痩果

12月頃に見られる白いフカフカのをまとった赤い色の実サンタクロースみたいな雰囲気を醸し出しています。

羽毛状の綿毛をつけたセンニンソウの痩果
羽毛状の綿毛をつけたセンニンソウの痩果 拡大

センニンソウに興味のある方は

癒しのかわいいフカフカ植物内にて詳しく紹介しています。

風の舞姫 センニンソウ >

タマアジサイ

咲き乱れるタマアジサイの花

のようなつぼみが愛らしい玉紫陽花 (タマアジサイ) 。

タマアジサイの蕾
玉のようなタマアジサイの蕾 拡大

山地の沢沿いなどの湿った場所に自生し、7〜9月頃に (ほう) に包まれた球形つぼみが外側から順次はじけ、線香花火みたいに開花する様子もまた面白いです。

タマアジサイの蕾が弾け出した頃の様子
タマアジサイの蕾が弾け出した花
タマアジサイの花 拡大

一般的なアジサイと比べると花期が遅くて長いのが特徴です。

チカラシバ

チカラシバ花穂 拡大

チカラシバ (力芝) はその名の由来が引き抜く時にを要するためにつけられたというを強く張るイネ科の植物。平地や道端等でよく見られるお馴染みの野草です。猫じゃらしと似た雰囲気ですが比べるとかなり大きめで剛毛、チクチクします。

チカラシバの群生
チカラシバの群生のある秋の景色

夏から秋にかけて紫色を帯びた細長いブラシのような花穂をつけ、熟したひっつき虫になるので厄介ですが、広々とした自然の中で見る群生は見応えがあります。

特に、雨上がりの露をまとった花穂の輝きは素晴らしいです。

光に透けるチカラシバ

手前がエノコログサ (ネコジャラシ)、中央右がチカラシバ、奥がススキです。大きさの違いがわかります。

ススキとチカラシバとエノコログサの生い茂る野原

ツリガネニンジン

ツリガネニンジンキキョウ科の多年草で、釣鐘状朝鮮人参に似た形のを持つ山野草です。

美しい花を咲かせるツリガネニンジン

8月から10月にかけて咲く淡い青紫色のベルのようなの姿が可憐です。

ツリガネニンジンの可憐な花 拡大

朝鮮人参のような強壮作用はありませんが、強壮・鎮咳・去痰薬として使われる薬用植物です。

春の若葉は山菜として親しまれていてトトキの名でも知られています。

山菜として人気のあるツリガネニンジンの若葉

ツリフネソウ

ツリフネソウ (釣船草吊舟草) はに見立てられ、名前がつけられた水辺などの湿潤な環境に自生するツリフネソウ科ツリフネソウ属の植物です。

妖しく美しい花を咲かせるツリフネソウ

は8月から10月頃に見ることができます。の後ろのクルッと巻いた渦巻きに甘い蜜をためていて虫を誘い込み授粉を促す妖しい雰囲気の花です。

美しい花を咲かせるツリフネソウ 正面拡大
ツリフネソウの蕊部分拡大

11月上旬に見かけた、というよりはのようなツリフネソウ

小さなツリフネソウの花

ツリフネソウの実はパンパンに膨れると、クルンと跳ねるように弾けて中の種子が飛び散る自力散布タイプです。

花と実をつけるツリフネソウ
実をつけるツリフネソウ

試しににわずかに触れると、即刻弾けて果皮の部分が瞬時にクルクルと巻き、原型がわからない状態に

弾けた後のツリフネソウの実の様子

未熟なツリフネソウの実の中を見てみると緑色の種子2つ入っていました。見慣れない構造です。

未熟なツリフネソウの実の中 種子が2つ入っている

ツリフネソウもクルっと巻いてユニークです。

同様に種子を弾けて飛ばすホウセンカも同じくツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草です。

ホウセンカ
ホウセンカ

ツルウメモドキ

ツルウメモドキは秋に熟すと黄色いが3裂し、鮮やかな朱色の種子が現れるニシキギ科の落葉つる性植物です。

青空に黄色い仮種皮から朱色の種子のコントラストが美しいツルウメモドキ

黄色と朱色のコントラストの美しい生け花花材リースなど、装飾用素材として用いられ人気があります。

青空に黄色い仮種皮から朱色の種子のコントラストが美しいツルウメモドキ 拡大

は野鳥により、散布されます。

秋に蒴果したツルウメモドキ 拡大

テイカカズラ (定家葛)

5月下旬から6月中旬にかけてスギやヒノキ等の植林された山道を歩いていて、フッとスイカズラのような爽やかな香りがしてきたら、辺りを見回してみてください。たくさんの白い花を咲かせているテイカカズラが背の高い大きめの木にびっしりと巻きついている姿を見ることができるでしょう。

杉の木を覆い尽くす程びっしりと巻き付くテイカカズラの花

定家葛の名前の由来は平安末期・鎌倉初期の歌人で小倉百人一首の撰者でもあった藤原定家ストーカーめいたの物語に拠ります。謡曲の中で定家が思い焦がれる式子内親王に死んでもなお蔦葛となって離れることなく、まとわりつく様子が語られています。

満開のテイカカズラの花
テイカカズラの花 拡大

折しも、舞台はテイカカズラの紅葉の映える季節。真っ赤な葉も激しい情念と見なされていたのかもしれません。

テイカカズラの紅葉

テイカカズラサヤインゲンを長〜くしたような赤褐色2本セットの袋果に収納している大量の種髪つきの種子を冬の寒空に旅立たせます。

赤く色づくテイカカズラの実
赤く色づくテイカカズラの実
赤く色づくテイカカズラの実と種子を飛ばし始めたテイカカズラの実
種子を飛ばし始めたテイカカズラの実 拡大
テイカカズラの種子が飛びたつところ 拡大
種子を飛ばし始めたテイカカズラの実

真冬に乾燥しきったテイカカズラの実が登山道に落ちていました。拾ってみると中には美しい種髪をつけた種子がぎっしりと格納され、飛び立つ機会を伺っていたようです。

褐色の袋果から種髪のついた種子が姿を現すテイカカズラ
絹のような美しい種髪
褐色の袋果から種髪のついた種子が姿を現すテイカカズラ 拡大
袋果から出たてのテイカカズラの種子

冬の風の強い日などは澄みきった青空にふわふわと舞うテイカカズラの種子を見ることができます。

ニワトコ

ニワトコは春に他の樹木に先駆けて芽吹くので縁起が良いとされてきた落葉低木です。陽当たりの良い山野の林縁などに自生しています。

ニワトコの新芽

力強く姿を現すつニワトコのつぼみは樹になるブロッコリーのようで存在感があります。その後もスピーディーに成長します。

ニワトコの新芽 拡大

3〜5月にかけて円錐花序に黄白色の小さいをたくさん咲かせます。

円錐花序をつけるニワトコ
ニワトコの円錐花序
ニワトコの花 拡大

6〜8月にかけて赤から暗赤色に熟した果実は鳥の好物で、赤くなるとすぐになくなってしまいます。

色づき始めたニワトコ実

骨折の治療の際に湿布剤として枝や幹を煎じて水あめ状になったものを使用しため、接骨木 (セッコツボク) という呼び名もあるのだそうです。

ネムノキ

6月から7月にかけて大仁田山を含む奥武蔵渓流沿いなど、あちらこちらでフワフワとしたピンク色のネムノキの花を見ることができます。

ネムノキの花

ネムノキマメ科の落葉高木で、芽吹きが遅いのが特徴です。葉が出て来たと思ったら、意外と速くを咲かせているスロースターターです。

羽根のような葉が風を受けて波のように揺れ動くので、それに連動して揺られる枝先についた軽やかなは、舞うように揺られて清涼感があります。

軽やかに咲くネムノキの花

ほわほわとしたピンク色の鳥の羽毛のように見えるのは小さな花がたくさん集まっている雄しべです。

ネムノキの花 拡大

オジギソウのようなかわいいは夜になると閉じて垂れ下がり、眠るのだそうです。それでネムの木なんですね。

ヒメツルソバ

可憐なヒメツルソバ

ヒメツルソバストロベリーチョコレートを思わせるピンク色で、金平糖のような形の1cmほどの小さなを地面を覆い隠すように咲かせます。

ヒメツルソバの花 拡大

ヒマラヤ原産タデ科の植物で、花期は夏を除く初夏から晩秋までと長く、半野生化している程丈夫な植物です。

ヒメツルソバの花

咲きたての花は濃いピンク色ですが、徐々に白っぽくなっていきます。

紅葉したヒメツルソバと花

秋にはがグラウンドカバー化した葉が紅葉して、とのコンビネーションがきれいです。

ホトトギス

の名前のようなホトトギス(杜鵑) は夏から晩秋にかけて独特な斑模様の花を咲かせるユリ科ホトトギス属の多年草で山野の斜面などの日陰で目にすることがあります。

ホトトギスの花

花びらの斑点模様がホトトギスの模様と似ているのが名前の由来だそうです。

ホトトギスの花 拡大

ホトトギスは交雑が激しいらしくて、タイワンホトトギスなのか交雑種なのか場所により異なるを見かけます。

きれいなホトトギスの花 拡大

激しい斑点模様のは当時の不治の病を連想させ、正岡子規の苦悩や悲しみを感じさせます。

斑模様のはっきりとしたホトトギスの花 拡大

マツカゼソウ

マツカゼソウ (松風草) はミカン科唯一の草本で、山地の林縁や林道脇などの日当たりの悪い林床に自生します。

上から見たマツカゼソウの葉

クローバーニセアカシアような薄くて柔らかい丸みを帯びたが大・中・小リズミカルに並び、平らに広がり風に揺れる姿は風情があります。

マツカゼソウの葉

春の新緑、夏から秋にかけての小さく白いは、名前にの名を持つ通り、いつもにしなやかに揺れて地味ながらも美しいです。

マツカゼソウの花
マツカゼソウの花 拡大

柔らかくて美味しそうに見えるですが独特の臭いのせいでシカの食害から逃れているのだとか。

四十八曲りルート登山道入り口付近の渓流沿い等で見ることができます。

マユミ

マユミキャラメルのようなユニークな形のを多数枝にぶら下げるようにしてつけるニシキギ科の樹木です。

6月上旬のマユミの緑色の実
6月上旬のマユミの緑色の実
濃いピンク色のマユミの実
鮮やかな種子が現れるマユミの実
秋に美しいピンク色になったマユミの実

10月から11月にかけて、と見まがうばかりのピンク色となった美しい仮種皮が4つに割れて、鮮やかな朱色の種子が顔を出します。

ぎっしり実るマユミの実
きれいに実るマユミの実
きれいに実るマユミの実 拡大
きれいに実るマユミの実 拡大

材質は緻密で狂いが少なく粘りがあることからを作るのに使用されたため真弓と呼ばれるようになったのが名前の由来だそうです。


4月中旬 マユミの蕾と新緑
4月中旬 マユミの蕾と新緑

ミズキ

色とりどりのミズキの実

8月から10月にかけてミズキの実の色の変化が、ブドウみたいにカラフルできれいです。熟すと赤い花柄に濃い紺色の実となり目立ちます。

きれいなミズキの未熟果
きれいなミズキの未熟果 拡大

ミズキの実は鳥やツキノワグマの好物なんだそうで、よほど美味しいのか、色づいた実はすぐに食べられてしまい見られる期間は短いです。

近年は奥武蔵でもツキノワグマの出没情報がありますので、秋の山を歩く時はミズキの木を見かけたら注意が必要ですね。

段々に並ぶミズキの枝にきれいな実がなっている

ミズキの枝は横にしか伸びずに放射状に広がるので、 段々に並んでいるような特徴的な樹形となります。


ミズキ (水木) という名前は春先の芽吹きの頃に地中から多量の水を吸い上げるため、枝を切ると水のような樹液が出るからだそうです。

ブロッコリーを思わせる花芽

春に姿を現す蕾はブロッコリーみたいでかわいいです。

ミズキの花

5月から6月にかけて枝先にたくさんの白い花をつけます。

ミズキの花 拡大

ミズキは若葉の季節から紅葉まで四季折々楽しい変化を見せてくれます。

ムラサキシキブ

ムラサキシキブはシソ科の落葉低木で、6月下旬頃に薄紫色の花を小さな塊状に葉の上側に咲かせます。

シソ科 (APG) 旧クマツヅラ科 ムラサキシキブ属

ムラサキシキブの花

の裏側に毛はありません。

ムラサキシキブ花と葉の裏側
ムラサキシキブ花 拡大

初秋に美しい赤紫色に果実をたくさんつけ、紫式部という覚えやすい素敵な名前も手伝って人気があります。

ムラサキシキブの実
美しいムラサキシキブの実
美しいムラサキシキブの実 拡大

近縁種のコムラサキはより美しいをつけます。ムラサキシキブは葉の全体に鋸歯があるのに対し、コムラサキは葉の先端~中央部分にだけ鋸歯があるのが特徴です。また、ムラサキシキブの花序 (果序) は葉の付け根から出るのに対し、コムラサキの花序は葉のつけ根から少し上のところに出ます。

コムラサキの実

庭などに植えられていてよく見かけるものはコムラサキが多いようです。

コムラサキの実
コムラサキの実 拡大

ムラサキシキブと似ていて、野趣あふれるヤブムラサキの様子は

ヤブムラサキ >

ヤブムラサキ

5月下旬から6月にかけて四十八曲りルート付近などの登山道周辺で可憐に咲くヤブムラサキの花を見ることができます。道に覆い被さるように枝を出して薮を形成していたりします。

シソ科 (APG) 旧クマツヅラ科 ムラサキシキブ属

ヤブムラサキの花

地味ながらの裏側もフカフカの産毛に覆われていて、優しい手触りで愛らしいです。

フカフカの毛を纏うヤブムラサキの花
フカフカの毛を纏うヤブムラサキの花 拡大
よく見るとかわいい ヤブムラサキの花

秋から初冬にかけてムラサキシキブと似た紫色のかわいいをつけます。

にはと同様、星状毛が密生しています。これがムラサキシキブとの大きな違いです。

ムラサキシキブの色に似た赤紫色のヤブムラサキの実
毛のついた萼のヤブムラサキの実 拡大

また、ムラサキシキブと違っての数が少なく葉の裏側をつけることが多いので、日の当たらない山の中では色のわりには目立ちません。

ヤブムラサキの実

ムラサキシキブの様子は

ムラサキシキブ >

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山で楽しく食べ歩き!お散歩マーケット」