デジタル絵本 おまけのぷう太郎
その日はついにやって来た!!富士登山

絵本の台紙見開きイメージ
  • その日はついにやって来た!!富士登山タイトル 時は20世紀末 ぷう太郎一家の富士登山記録
  • 7月の第1週 am4:00、富士山麓のキャンプ場のテントの中で睡眠不足のうさぎのぷう太郎Mはこれから初めての富士登山にチャレンジします。
  • 富士山の富士宮ルート図。目標は安全登山を考えて無理に登頂はしない。
  • 富士宮口五合目を車で目指すぷう太郎Mと奥さんのKとKのママタッちゃん。MとKはあまぷうの格好をしている。
  • 富士山スカイラインを車で走っていると、空が白み始め富士山五合目付近の雲海の見える綺麗な景色の中ご機嫌な三人
  • 富士山五合目駐車場にて意気込む三人。ぷう太郎Mはオシッコも済ませた。
  • 富士登山を始めた三人。きれいな景色と爽やかさに感動しながらはしゃいでいる。ぷう太郎Mは不測の事態に備え、無意味に大きなザックを背負っている。
  • 富士山六合目あたりで三人が早々と休憩をしているとレトロな出で立ちの爺さんが超マイペースで前を横切った。ダブル金剛杖を巧みに使っている。タッちゃんが歳を尋ねる78歳だという。
  • 自分より年上の高齢登山者の意外な健脚ぶりに少なからぬ動揺を見せるタッちゃん。MとKは無関心。
  • アタック再開。富士山の溶岩でできた登山道を超マイペースで登るMはKたちと、だんだんと距離が離れていった。
  • Kたちの姿がとうとう見えなくなってしまい、富士山七合目の山小屋で二人を待ちながら思案するM。そして、一本道なので先に登って下山時に落ち合うことを決意する。
  • 富士山の空気の薄さと急坂に息苦しさを感じながら単独で必死に登頂を目指すM。
  • 富士山名物、頭痛・嘔吐・めまい・心悸亢進を訴え金剛杖を持ちながらぐったりしている高山病で苦しむ登山者。
  • ついにMは富士山頂上 奥の宮に到着したが、カメラはKが持っていたので無い事に気づく。
  • 仕方ないので登頂の証拠に富士山の火口のおかまのスケッチをするM。
  • 日本の最高峰剣ヶ峰へ向かうM。富士山の頂上にはドームがある。Mは大荷物の割には時計も携帯もカメラも持っていないため、通りすがりの人に時間を尋ねる。am11:20。
  • 富士山頂の日本最高峰の碑の前で日本一の登頂成功ができた事を嬉しそうに感動するM。
  • 富士山頂展望台は改修工事の人が携帯電話で話をしてたり、ゴミが散乱してたりして意外にも俗っぽい。雲海を眺めながら独り寂しくのり弁を食べるM。
  • 富士山の下山はラクチンでMはルンルン気分。下からKたちが登って来ている。
  • 富士山九合五勺を過ぎた辺りでMは予想通り、Kたちと見事に再会した。
  • 高山病でかなりキツそうなタッちゃんは富士山登頂を断念した。
  • 深刻な事態を迎えたかに見えたが、下り始めると一転、余裕が出てきて、周りの景色が見えてきたタッちゃん。美しい景色に感動する。
  • 溶岩だらけの単調な富士登山道をちょっと下りてはすぐ休む三人。
  • 再び、溶岩だらけのロープの張られた単調な富士登山道を下山する三人。
  • 富士山の下山は息こそ苦しくないものの、長時間登った後の長い下山となりけっこう厳しい。疲れ果てたタッちゃんを心配するMとK。
  • どうにかこうにか富士山新五合目まで下りてきてMは車の中で帰り道を調べ、Kは鉱物の本で溶岩の事を調べ、タッちゃんはジュースを欲しがっている。
  • 一抹のさみしさを残し帰途につくと、車の中から先ほど登ったばかりの富士山には笠雲がかかり、その大きさに感動するK。
  • pm16:00にタッちゃんを駅まで送り、別れを告げるMとK。
  • 帰宅途中の車の中、KはMだけが勝手に独りで登頂した為に腹を立ててご機嫌ナナメですが、超睡眠不足のMはそれどころではありません。
  • 帰宅後、二人は泥のように眠りこけ、次の日は魚にお肉、夏野菜炒め、餃子にラーメンをたんまり食べて、疲労回復に努めている。
  • そしてKは富士山登頂への闘志の火がつき再チャレンジを決意し、富士登山はふりだしに戻る事となった。
  • ことわざ通りハマるハメとなり、富士山に二度登るバカが脳内イメージとして繰り広げられている。
  • 地団駄を踏みながら、死んで幽霊になっても、何が何でも富士山に登ってやると興奮しながら強く意気込むK。乞うご期待。
  • おりしも、七月七日七夕の願いとなりました。富士山で出会った78歳の健脚爺さんがしつこくカニのようにダブル金剛杖で富士登山をする様子にうなされるKだった。おしまい。
  • 番外編。KがMに語った富士登山報告。九合五勺まで1分間に3mという超スローペースとなり、キャンプ場で汲んだ生ぬるい水じゃなくて冷たい炭酸飲料じゃなきゃって言いはるタッちゃん。
  • 思うように前に進めないタッちゃんは、立ち止まってはすれ違う下山者に富士登山の攻略法を尋ね続けた。Kは待ちぼうけで足が棒状態になる始末。
  • 家でお留守番をしているパパの写真をとり出してはあせるタッちゃん。お昼までに登頂して奥宮で参拝したいが、このペースでは間に合いそうにない。
  • Mは勝手に先へ行ってしまうし、一向に先へ登る事もできず、虚しく時間だけが過ぎていく…。体力気力たっぷり温存していて未練たっぷりで泣きが入るK。
  • この悔しさがきっかけで、以降富士登山は年中行事と化し、何度も登る身近な山となったのであった。
  • 1999年登頂記念のケース入りテレフォンカード。翌年にリベンジ成功!今では珍しいテレフォンカード。
  • テレフォンカードケースの裏面にはNTT山頂交換所の印が押された富士登山証明書がついている。
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