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山とぷう太郎
奥武蔵よもやま情報

奥武蔵の山に関する
いろいろな情報をご紹介

奥武蔵(おくむさし)は関東平野から丘陵が始まる埼玉県南西部の山岳や丘陵地帯の名称で武蔵野の奥座敷的な地域。


奥武蔵の山々は首都圏からアクセスもよく、比較的標高が低くて険しくないため、ハイキングやマイカーでの登山に人気があります。標高が低いので、一年中登ることができます。


トレッキング入門の初心者から健脚向きの山までバラエティーに富んでいるので山好きには嬉しいエリアです。


そんな奥武蔵の山をめぐってのよも山話をお届けするコーナーです。


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初心者の為のトレッキング入門

トレッキングに必要な装備

富士山に登る時の注意

トレッキングを楽にする体作り

山で楽しく食べ歩き! お散歩マーケット

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クリスマスリース作り

奥武蔵の山にある素材を収集して、クリスマスリースを作る行事に参加しました。

フレッシュクリスマスリース

リースのベースとなる長いツルの採集から始まります。

適度な太さ・堅さのツルをたぐり寄せ、現地で編んでいきます。

ポイントはツルをある程度の長さに切ってから、太い方から巻き始め、細いツルを絡ませるようにしながら編んでいくこと。


植物に詳しい方々にレクチャーしていただき、目からウロコ状態。

日頃、鬱陶しく感じていたツル植物に愛着がわき始めました。

アケビ青葛藤(アオツヅラフジ)ツルはなかなか使い勝手が良く、評判が良いのも納得です。

アンモナイトのような種子の入ったアオツヅラフジはユニーク!

大仁田山周辺 季節の植物 アオツヅラフジ >


ベースができたら、モミの葉や木の実等を差し込んだり、グルーガンで固定します。仕上げにリボンをつけるとそれらしい物に。豊かな自然とそれを快く採取させてくださった山の持ち主様に感謝です。

お散歩マーケット

埼玉県飯能市・奥武蔵の山峡の集落黒指(くろざす)細田で年2回、春と秋に開催される笑顔と活気あふれる手づくりイベントです。


お散歩マーケットの開催されるきれいな里山
新緑と咲き乱れる花が抜群にきれいな
春のお散歩マーケット

自然豊かな里山を散策しながら点在する民家の軒先でローカル色豊かな食事や買い物が楽しめるという売り切れ御免、リピーター続出の人気のイベントで毎回大盛況です。


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奥武蔵のシャングリラ

奥武蔵のシャングリラ(桃源郷)とか飯能のマチュピチュなどと呼びたくなるお気に入りのエリアをご紹介。


埼玉県飯能市・奥武蔵の山峡の集落細田黒指ユガテは登頂目的ではなく自然に抱かれ、のんびり過ごしたい方にオススメのエリアです。

細田地区の里山

花が咲き乱れ、心地の良い風が吹き抜ける草原。季節がよければ大の字になって寝転んでみたい贅沢な癒やしの空間が広がっています。


特に山懐に広がる細田地区の草原は標高が400m近くあるため高度感があり見晴らしが良くてマチュピチュの風情もあって昼寝をしたくなるような心地のよい所です。おあつらえ向きにベンチも設置されています。

空気の澄んだ日には東京スカイツリーも見ることができます。

20~25分ほど歩けば、この地域の最高峰大仁田山(506m)まで行くこともできます。


黒指地区の草原もすっきりと展望が開け、眼前に広がる景色が爽快!

バス停から近いので、時間に余裕の無い方や長時間歩くのに自信のない方にもお楽しみいただけるオススメルートです。


また、モザイクタイル画が敷き詰められた間野黒指バス停も魅力的。

足下にあるので、つい見逃しがちですが、見過ごしてしまうのはもったいないほど素敵な作品です。

魅力的な間野黒指バス停にて紹介していますので、ぜひご覧になってください。

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奥武蔵の人気スポット ユガテ

ユガテは奥武蔵ハイキングコースの人気ルート鎌北湖への道や顔振峠通過時に立ち寄られ奥武蔵でもっとも美しい山村と呼ばれる集落です。

まるで日本の昔話に出てくるような郷愁を誘う魅力的なエリアで、特に花と新緑で彩られる春から初夏にかけての美しさには定評があります。


ユガテへの概略図

ユガテアクセス図

注)画面の都合上、南北比率を縮めています。

ユガテへのアクセス
西武池袋線東吾野駅下車
徒歩約3.6km(徒歩約60分)
※自家用車の乗り入れはご遠慮ください

西武鉄道Webサイト >

人気のユガテコース他、西武沿線の実用的なハイキングマップをダウンロードできて便利です。

西武沿線のハイキングマップ一覧 >


奥武蔵は西川材と呼ばれる杉・桧の産地で植林された山がとても多いのが特徴です。下草が少なく紫外線も弱く歩きやすいのですが景観は単調で変化が乏しくちょっと物足りない山歩きが続きがちです。


そんな時にいきなり広々とした里山が開ける細田黒指ユガテに辿り着いた時にはシャングリラ(桃源郷)に迷い出たような感動があります。


春や秋の季節の良い時はもちろんのこと、冬には暖かな陽だまりがあり一年中楽しめる素敵な場所です。

都会の喧噪を離れて解放感に浸るのにピッタリのくつろぎエリアです。


素敵な里山は地元の方々のご尽力によるものです。訪れた方全員が笑顔でいられるようにくれぐれもマナーをお守りください。

当然のことですが私有地ですので、畑に入ってものを獲ったり、ゴミを捨てたりなさらないように。ペットの同行も他の方への迷惑となるのでご遠慮ください。

冬毛がかわいいニホンカモシカ

ニホンカモシカ

出典:ウィキメディア・コモンズ


名前にシカとついてますが、鹿ではなくウシ科カモシカ属に分類される日本の特別天然記念物です。

特に、冬はふっくらフカフカしいてとてもかわいいです。


最近は、奥武蔵でも遭遇する機会が増えてきました。臆病ですが好奇心旺盛なところもあって、目が合うとシカとせず、じーっと立ち止まってこちらを観察していたりします。

奥武蔵在住 ニホンカモシカ >


で、お互い長い間見つめ合ってしまったりします。(笑)

ニホンカモシカは深い雪の中でも軽快に活動することのできる逞しい動物です。

山の中でアイゼンをつけて深い雪をかきわけて四苦八苦して歩いている時に、雪をものともせず、目の前をぴょーんと軽々と飛び越えて行く姿が印象的でした。

ある日のニホンカモシカのお食事

ニホンカモシカは縄張りをもって、四季折々暮らしています。

とある夏の暑い日、山の麓で食事中のニホンカモシカに出会いました。

と、言っても出会う時は大抵、何か口にくわえている事が多いのですが。 草食獣らしく、おっとりとマイペースで食事をしています。

マイペースで木の葉っぱを食べるニホンカモシカ
うまい!
マイペースで木の葉っぱを食べるニホンカモシカ 横向き
これもイケル!
木の葉っぱを食べるニホンカモシカ 下から見たところ 下の歯が見える
こりゃたまらん!
夢中で木の葉っぱを食べるニホンカモシカ
うめぇ〜!
おいしどうに葉っぱを食べるニホンカモシカ
やめられない とまらない!

最近、出会うカモシカはあまり人を恐れていないようです。時には全力疾走している姿も何度か見かけましたが、天然記念物として守られているせいもあって、ニホンカモシカは人に危機感を覚えていない様子。

それだけに農作物の被害もよく耳にします。このように山の恵みで満足してくれれば良いのですけれど、好奇心旺盛で珍しいものも食べたくなるようで害獣となりつつあります。

奥武蔵の特産 西川材

杉林から空を見上げた光景

奥武蔵の山は杉や桧が植林された山が多く、これらの木材は西川材と呼ばれています。


西川材という呼び名は江戸時代に消費地であった江戸の西にあたる現在の埼玉県の南西部から川を利用して、木材を筏により江戸へ流送していたのでつけられました。


「江戸の西の方のから来る」という意味だったんですね。

当時は西川材を入間川や高麗川から荒川を経て千住まで筏に組んで流して運搬していたんだとか。筏流しに興味のある方はコチラへどうぞ。

入間川の筏流し >


関東大震災以降は材木不足で需要が殺到したことから西川材の名声が一段と高まり、その結果、造林も一層盛んになったんだそうです。


それにしても、整備された登山道をただ歩いているだけでキツい所もたくさんあるのに道なき山の斜面全面に植林した事を考えると、どれだけ大変だったんだろうと気が遠くなります。どこまでも続く杉・桧で覆い尽くされた山並みを眺めながらしみじみと感慨に耽る今日この頃です。

究極のトレッカー三蔵法師

玄奘三蔵法師像

西遊記でおなじみの三蔵法師、正式名称玄奘(げんじょう)三蔵の旅姿の像を奥武蔵の名栗地区にある白雲山鳥居観音で見ることができます。


経典をぎっしりと積んだ竹笈(おい)に笠を被せ、そこに灯をカスタマイズ装着するという合理的な装備で歩く姿は実に手慣れたバックパッカーといった風情です。


玄奘三蔵法師像拡大画像

右手に払子(ほっす)、左手に経巻を持ち、脚絆を装着し草履を履いた旅姿。払子というのはインド発祥の蚊やハエなどを追払うための馬の尾などの長い獣毛や麻などを束ねて柄をつけた仏具で仏教では古くから実用だけでなく、煩悩のハエを払う意を寓した儀式用具のことだそうです。虫の多いアウトドア生活では必需品だったと思われます。


玄奘三蔵法師像
玄奘三蔵像(鎌倉時代、東京国立博物館蔵)

出典:ウィキメディア・コモンズ


玄奘三蔵の辿った天竺(インド)への道は砂漠や万年雪で閉ざされた山々という超過酷なルート。中国へ教典を持ち帰るために歩いた距離は3万km以上、17年半の歳月をかけて旅をされたというから壮絶です。

まさに究極のトレッカーといっても過言ではない程の健脚ぶりです。

※歳月に関しては諸説あります。


仏教の本場で聖地巡礼しながら学び直して膨大な量の経典を持ち帰り、帰国してから20年の間、持ち帰った経典の翻訳に忙殺されたそうです。その総数は75部1335巻にも達するとか。探検家としても学者としても桁違いのスケールを持つ偉大な人物です。白雲山鳥居観音には、その玄奘三蔵の霊骨が祀られているという玄奘三蔵塔が建立されています。


白雲山鳥居観音は奥武蔵 名栗地区のランドマークともいえる三体の救世大観音像が山頂に白く輝いて見える紅葉で有名な観光スポットです。

鳥居観音
中央の救世大観音像(高さ33m)

道も整備されていて四季折々にハイキングを楽しめます。訪れた時には玄奘三蔵塔に立ち寄り、当時の旅を想像してみてはいかがでしょうか。


鳥居観音の紅葉
鳥居観音の見事な紅葉
紅葉シーズンは山全体が紅く色づく

近くには名栗湖(有間ダム)や棒ノ嶺、竹寺、子ノ権現、蕨山等、見どころ歩きどころ満載です。


鏡のように有間山を映す名栗湖
鏡のように景色を映す名栗湖

山の標高の表記について

伊豆ヶ岳地図

地図といったら何といっても信頼のおける国土地理院発行の地形図なので、登山に利用されている方が多いと思います。


上の地図は奥武蔵の盟主と呼ばれる伊豆ヶ岳の地形図で国土地理院発行のものです。実際の標高は851mですが、△マークの横に850.9と上記のように記載されています。


実はコレ、標高が記載されていると思いがちですが三角点の標高を示していているのです。

国土地理院のサイトには、「三角点は、山の頂上付近や見晴らしのよいところに設置され、経度、緯度、標高が正確に求められています。」と記されています。つまり、△マークは必ずしも山の標高と一致するわけではないんですね。


山に設置された三等三角点
よく山で見かける三角点

こだわりのピークハントするなら、せっかくだから頂上の一番高そうな地点を探してみるのも良いですね。

そう考えると、頂上でお弁当を食べていたら「そこがこの山の最高地点だからどいてくれ!」なんていわれかねないので、休憩は最高地点を避けた方が良さそうですね。(笑)

おいしい旬のタケノコ料理

収穫したてのたくさんのタケノコ

奥武蔵の山奥でタケノコをたくさんいただきました。地主さんいわく、えぐ味がないので、だだ水で茹でるだけでいいとのこと。


世間一般では米ぬかや米のとぎ汁、重曹などでアク抜きをすると言われているのにびっくりです。

えぐ味の原因はタケノコに含まれるアミノ酸の一種のチロシンが酸化したものだというので、確かに鮮度が良ければえぐ味が無いということになります。


ポイントは朝採りで陽に当てないようにして即刻茹でるのだそうです。

おかげさまで、抜群にやわらかく、えぐ味無しのおいしいタケノコを食べることができました。土質も良いものだっと思われます。


タケノコの下処理の仕方

  • 土を落としてから余分なところを包丁で切り落とす。
  • 次に頭を落としてから縦に切れ目を入れておく。
  • 逆さまに立てて、包丁を真っ直ぐ下におろして縦に切る。
  • 皮をまとめてめくってはがす。
  • よく洗ってから水で1〜2時間茹で、取り出さずそのまま冷ます。
  • 雑菌が入らないようにして新しい袋等に入れて冷蔵庫で保存する。
タケノコの下処理 包丁で切る
皮をむいたタケノコの断面
縦に切ってから皮をむくとむきやすい
先端のやわらかい皮は残す
タケノコの抜け殻
キレイで楽しいタケノコの抜け殻

タケノコを縦に割ることで速く茹であがり、浮きにくくなります。


タケノコの栄養

茹でたタケノコについている白い粉はチロシンと呼ばれるアミノ酸で、成長ホルモンの産生を助けてくれる若返りの妙薬みたいなものです。

また、ドーパミンの生成も促す作用もあるので、集中力を高めたい時、やる気の出ない時にも効果的。

なので、アクやカビだと思って洗い流さないようにしましょう!


その他、便秘解消に役立つ食物繊維はもちろんの事、血圧上昇やむくみ予防に効果的なカリウムや疲労回復に役立つアスパラギン酸ビタミンB群などが豊富に含まれています。

旬のものは栄養価も高く、美味しくて良いですね。

タケノコの料理

タケノコは新鮮だったら、焼きタケノコが美味。また、出汁を効かせた醤油味やみそ汁にタケノコご飯油炒めが定番ですが、たまには変化球を試してみては?


タケノコトウモロコシと食感が似ているのでコーンクリームスープの具材にしたらとても美味!ならば、と茹でタケノコに直接コーンクリームスープの粉末をまぶしたところ、スナック菓子のような美味しさが。

料理名「タケノコーン」です。(笑)

タケノコに飽きちゃった、と贅沢な悩みを持つ方はお試しください。

タケノコーン
タケノコーン

意外にかわいいタケノコの皮

タケノコ料理の秘訣は時間との勝負ですが、タケノコの皮の美しい毛並にしばし見とれてしまいました。

動物の毛皮みたいでカワイイ!

タケノコの美しい毛並
タケノコの美しい毛並拡大

十二単のようなタケノコの皮

十二単のようなタケノコの皮

過剰包装のように幾重にもきっちりと重なる美しいタケノコの皮を見つめていたら、平安貴族の女性が着ていたという十二単(じゅうにひとえ)と、かぐや姫でよく知られる日本最古の物語と言われる竹取物語の世界が目の前に広がりました。

竹取物語はタケノコを掘りに行って着想を得たのお話なのかも?

十二単はファッションブームの先駆け、当時のプレ・タケノコ族だったのかも?次々と妄想が広がる孟宗竹なのでありました。(笑)

十二単
十二単 着物の合わせ拡大写真
十二単(じゅうにひとえ)

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