不思議で楽しい植物の世界
癒しのかわいいフカフカ植物

かわいい動物の顔に見える葉痕

フカフカのかわいい植物

フカフカ かわいい植物 メニュー

フカフカ植物・うぶ毛の正体

植物の中でもフカフカしてかわいいものがいろいろあります。

とりわけ寒い季節から芽吹きの季節に見られる冬芽や新緑の中で動物のようなぬくもりを感じるさせるものには気分をほっこりさせられます。触れてみると想像以上にしなやかでやさしい感触が素敵です。

このページではそんな魅力的な植物を中心にご紹介します。

フカフカしたハクモクレンの冬芽
フカフカしたハクモクレンの冬芽

冬芽とは寒さや乾燥から身を守るために越冬用の硬い鱗片に覆われている葉や花になる芽のこと。

ハクモクレンの毛皮のコートのようなものは芽鱗(がりん)と呼ばれるもので、ぬくぬくと長期間冬眠するためのシュラフみたい!?


冬芽の外套などに見られるフカフカしたうぶ毛の正体は トライコーム (trichome)といって、強烈な紫外線や乾燥、寒さや害虫等から身を守る役割をしているという事です。

どうやらカワイイだけの無駄毛ではないようです。(笑)


トライコームは植物の表皮細胞が伸びたもので毛状突起と訳され、虫を誘因・忌避する香りがあったり棘状だったりと、機能に合わせて多彩なバリエーションがあり、植物の巧みな戦略が仕組まれています。

究極のフカフカ植物といったら綿(わた)ですが、これも種皮が長く伸びたトライコームなんだとか。


また、綿(コットン)繊維中空構造保温性を与える役割を果たしています。コットンボールの中にある綿の繊維は種子を保護するためにたっぷりの油脂を含んでいるので水分を吸収しません。

驚くべきことにネコヤナギの花穂の毛シロクマの毛も同じような構造になっており、白く輝く断熱機能を持っているようです。興味のある方はネコヤナギの優れた防寒機能へ。


トライコームについては
一般社団法人日本植物生理学会の
みんなのひろば植物Q&A草本植物の産毛? の役割に詳しくわかりやすく解説されていますので興味のある方はご覧になってください。

究極のフカフカ植物 わた

コットンボールと呼ばれる綿の実がはじけた姿はポップコーンみたい!ユニークで、実に魅力的。綿の実は究極のフカフカ植物です。

綿の花
綿花いろいろ
フカフカした綿の実

触り心地は抜群!当然のことながら馴染みのある綿そのものです!(笑)

うさぎの尻尾みたいで、ふんわりとした毛の中に尾骨のような堅い感触があります。

うさぎの尻尾イメージ
写真の出典:「いつかうさぎと
画像のトリミング・改変をさせていただいております。

この豪華なたっぷりの綿毛の中にが大切に梱包されています。種子の発芽温度は20~25℃と高温なので綿毛は防寒具としての役割も担っているんでしょう。


フカフカとした綿(わた)種皮が長く伸びたもので、しっかりと種子にくっついています。を取り出す時は因幡の白兎みたいで、少々かわいそう。うしろめたさを感じながら毛をむしる有様です。

綿の種子
綿毛を取り除いた綿の種子
びっちりと毛皮をまとった綿の種子

一輪の花に入っていた綿と種子
一輪の花に入っていた綿と種子

種子は食用の綿実油としても利用されています。綿は繊維としても食品としても私達の生活に多大に貢献してきたのだと実感中。今更ながらによくこんなにも素敵な植物があったものだと感心してしまいます。


取り出した種子での綿栽培をしてみました。どんなふうにフカフカの綿ができるのか興味のある方はコチラ

種子から育てるコットンボール >


藍で染めた綿の布の上のふかふかのコットンボール
今年育てたタデ藍で染めた
藍染めの綿布と綿の実
桜の紅葉染めをした綿の布の上のふかふかのコットンボール
今年拾った桜の紅葉で染めた
桜の紅葉染めの綿布と綿の実

猫や仔犬の尻尾 ネコヤナギ

フカフカに輝くきれいなネコヤナギ

冬芽の赤い帽子を脱いで、銀白色のフカフカの頭を覗かせるネコヤナギの花のつぼみ。愛らしいどんぐり形にはじけたフカフカの絹毛が美しく輝き、春の訪れを告げます。


カワヤナギエノコロヤナギ(狗尾柳)の別名を持つ通り、水はけと日当たりの良い川辺などに自生します。

また、エノコロ犬の子という意味です。コロコロとしていてフカフカとしたぬくもりのある毛並は仔犬や猫の尾に見立てたられたのも当然と思えるご機嫌な触り心地です。

動物のようなネコヤナギの蕾拡大写真
ネコの尻尾

ふっくらとした皇帝ペンギンのヒナみたいにも見えます。かわいい

ふかふかした皇帝ペンギンのヒナ
写真の出典:TUB GIT ペンギン無料壁紙

ネコヤナギの花穂の断面
ネコヤナギの花穂の断面

ネコヤナギは花弁も萼も無く、雌雄異株でそれぞれの花を咲かせ、オレンジ色や黄色っぽいポツポツで覆われます。花びらなどは無いまま開花するので輝くフカフカ状態を楽しむためには開花前が適期です。

ネコヤナギの雄花
ネコヤナギの雄花

雄花の絹毛の間から白い花糸が伸びオレンジ色の葯(やく)が姿を現し、黄色い花粉が出てきます。

ネコヤナギの雌花
ネコヤナギの雌花

雌花は雄花に比べると地味めです。雄花同様、白い絹毛の中から黄色いメシベの柱頭が姿を現します。

ネコヤナギの膨らんだ花穂がリスの尻尾みたいです。

フカフカとしたエゾリスのしっぽ
写真:峠を越えて 無料壁紙より
画面の都合上トリミングさせていただいております。

ネコヤナギの迷い道

ネコイメージ

ネコヤナギバッコヤナギとの雑種と推定されているフリソデヤナギネコヤナギと良く似ていますが違いはネコヤナギには冬芽の赤い帽子や枝にうぶ毛が生えているんだとか。

冬芽と枝に産毛の生えるネコヤナギ

園芸種もあるのでややこしく、気にし出すとネコの迷い道に入りこんでしまいそうです。(笑)


キレイなフリソデヤナギ
開花し始めたキレイなフリソデヤナギ

でも、雑種のネコもかわいいようにどちらもフカフカでかわいいので、同定にイライラすることなく純粋にかわいさを楽しんでみたいですね。


ネコヤナギの花芽で筆を作ってみた

12月下旬にネコヤナギの赤く膨らんだ花芽を見て、中の状態を知りたくなって毛皮のコートを脱いでもらいました。越冬用なのかフカフカして何ともかわいいです。

中は既に銀色に輝く絹毛が待機していて、上質ののようです。

ネコヤナギの花芽とその内部

そこで、簡易的なを作ってみることにしました。根元の4分の1程の所でカッターで切れ目を入れて芽鱗をはがして根元に楊枝を突き刺すだけなので超簡単。

ネコヤナギ花芽で作った筆

出来の良し悪しは別としてちゃんととして使うことができました。

ミニチュアサイズで一寸法師が使うみたいで面白いです。

ネコヤナギの筆で書いた文字と筆

乾燥するとふっくらして、あの早春に見られる白く輝くフカフカのネコヤナギそのものの姿となりました。

未熟なネコヤナギの花のつぼみ

昨年の春に採取した乾燥保存していたので、今回採取した真冬の蕾と大きさを比較してみるとずいぶんと小ぶりです。この質感のまま成長して大きくなるのでしょう。

早春のフカフカとしたネコヤナギの蕾と真冬のフカフカとしたネコヤナギの蕾の大きさの比較

冬の外套を外した中身の絹毛は触り心地もよく、とても愛らしいです。

しかし、実験用に栽培しながらも早々に蕾をとるのはかわいそうなので、観察はこのあたりまで。


春になって、自然にフカフカの姿がはじけ出すのを楽しみに待っているつもりだったのですが、まだ一月上旬だというのに、帽子を脱ぎ始めた小さなフカフカのネコヤナギが出てきました。

庭で育てている菜の花も咲き始め、フリージアも例年より早く蕾をつけています。これから冬本番の寒さが来るというのに、植物も異常気象に翻弄されて大変ですね。


ネコヤナギの優れた防寒機能

早春に花を咲かせるネコヤナギの花芽の構造防寒対策バッチリです。

雨や雪、風除けのアウターシェルをまとい、その中に優れた断熱効果を持つフカフカのインナーダウンを着ているような構造だと思われます。しかも、このインナーダウンは水に浮かべると浮くので防水機能もありそうです。


かわいい2頭のシロクマの赤ちゃん
photo by U.S. Fish and Wildlife Service

ひょっとしたら、シロクマの毛が実は透明で中空構造によって、断熱効果が高まると考えられているのと同様に、ネコヤナギの毛空洞なのでは?光が乱反射して白い色に見えているのでは?と考え、調べてみたら果たしてその通り!

しっかり顕微鏡写真まで撮られている方のブログに出会えました。


興味のある方はコチラのすばらしいタイトルページへ!

MASA ラボ ---鸚鵡(オウム)の会議は白昼夢

ネコヤナギとシロクマ
マカロニがつなぐ温かい関係 (6)


この癒しのかわいいフカフカ植物のページで紹介している越冬のためのフカフカ植物はおそらく、同じような構造になっているのではないかと推察しました。

そこで、とりあえずコットンボールの繊維ネコヤネギのふかふか毛ホオノキの天使の羽根シロダモのうさぎの耳ムクロジの産毛顕微鏡で覗いて見ることにしました。


顕微鏡観察に関しては素人ながらも中空のように見えます。光を反射し虹色に煌めき、とても美しいです。他の植物の毛も機会があれば観察してみたいです。


動物も植物もかわいいだけでなく、本当に優れた環境への適応能力を身につけているんですね。

うさぎの耳 シロダモ

きれいな光沢のシロダモの若葉

シロダモ(クスノキ科シロダモ属)は山野に生える常緑高木でこの若葉はウサギノミミスズメノコソデスズメノキモノというかわいらしい愛称がついています。


葉全体が絹目光沢の柔らかいうぶ毛に覆われ、その名の通りうさぎの耳のようなフカフカした極上の触感。反射によって金色や銀色や黄赤褐色に見える質感は、ビロードのようでとても美しいです。

うさぎの耳と似たシロダモの若葉
しっとり やわらか
触らずにはいられない ウサギノミミ
うさぎの耳拡大写真
うさぎの耳写真

シロダモの若葉裏表全面をびっしりと覆っているうぶ毛はトライコームといって紫外線を避け、乾燥を防ぐ役割をしているそうです。

また、若葉が垂れ下がっているのは直射日光による葉の温度上昇や乾燥から守るためなんだとか。

フカフカしてきれいでかわいいシロダモの若葉の裏側
裏側も表も銀色のうぶ毛で覆われている

うさぎの耳は期間限定

シロダモの芽吹き
暗い林の中でも目立つシロダモの若葉
うさぎの耳のようにフカフカとしたシロダモの若葉

しなやかで実に優雅なこのフカフカの毛は芽吹きの期間限定で葉の成長と共に落ちてしまいます。

慎重葉なのか芽吹きは他の新緑に比べてやや遅く、藤の花咲く頃が出会える目安かと思います。

ベージュ系、銀色系、緑系、金色系といろいろなうさぎの耳があって、楽しいです。

うさぎの耳になるまでの展開過程

ウサギの耳になるシロダモの若葉の展開過程
芽鱗に包まれているシロダモの若葉(ウサギの耳)
ウサギの耳になるシロダモの若葉
少し開き始めたるウサギの耳(シロダモの若葉)
開き始めるウサギの耳(シロダモの若葉)
開き始めるウサギの耳拡大写真(シロダモの若葉)
ウサギの耳になるシロダモの若葉

冬芽の中もフカフカ・ツヤツヤ

シロダモの冬芽

遠目には煤けた汚れのようにも見えますが、冬芽も若い枝もうっすらと褐色の絹毛で覆われていて、光りの角度によっては高級感漂う金属光沢が見られるものもあります。


少し早めに芽の入っている鱗を剥いてみると、既にフカフカのうさぎの手のような、かわいらしい芽が待機していました。手触りは高級な筆として知られるセーブルのようでこれまた魅力的でうっとり!ツヤツヤとした銀色光沢があります。

フカフカしてきれいでかわいいシロダモの新芽の内部拡大図
シロダモの葉と芽の内部拡大写真
シロダモの冬芽の中
シロダモの冬芽の中

この時採取した芽はドライフラワー状態となっていて銀色から銅色へと変化し、素晴らしい質感と絹目光沢を残したまま、現在も充分楽しませてくれています。

乾燥させたシロダモの冬芽

かわいらしいうさぎ
写真の出典:「いつかうさぎと
画像のトリミング・改変をさせていただいております。

シロダモはクスノキ科特有の芳香があります。葉の裏が白いのが特徴で名前の由来にもなっています。

シロダモの葉の裏側
白いシロダモの葉の裏側

シロダモ雌雄異株で10月下旬から11月上旬頃にを咲かせます。

雌木には1年かけて育った1.2〜1.5cmの赤い実がつき、同時期に見ることができます。

赤い実と花を咲かせるシロダモの雌木
シロダモの雌花

クスノキ科特有の芳香があり、ろうそくの原料となるそうです。

シロダモの実

雄木にはくす玉のような雄花がたくさんまとまって咲きます。

シロダモの雄花
シロダモの雄花
くす玉のようなシロダモの雄花 拡大

銀色の萌え コナラ

銀色に輝くコナラの若葉画像

コナラの芽吹きは毛皮のような銀色のフカフカしたうぶ毛に覆われ秀逸です!品の良い高貴に満ちた輝きが魅惑的で、触らずにはいられない超フカフカ仕様。規則正しく折りたたまれた葉が開く姿も魅力的。

コナラの新緑
銀色に輝くコナラの新緑

新緑シーズンのコナラ林は銀色から淡い黄緑色に萌え、淡く優しい彩りを見せてくれます。

寒さが苦手なのか毛皮をまとって他の新緑より一歩遅れて芽吹きます。

銀色に輝くコナラの林
春霞のように淡く輝くコナラの山

コナラは雑木林の代表的な樹種のひとつでドングリのなる樹です。

コナラのドングリ

優雅に薫る ダンコウバイ

ダンコウバイの花

春を告げる芳しい黄色い花、鬱金花(うこんばな)の名で知られているダンコウバイ(壇香梅)ですが、花が咲き終わる頃銀色の絹毛に覆われた葉が芽吹き始めます。

ダンコウバイの芽吹き

長い銀色の絹毛は淡い緑の葉の裏側全面をフカフカに覆って、うさぎの手のような滑らかで優しい手触り。

パステルカラーのグリーンとピンクのコントラストに銀色の絹毛が優しい色合いでとてもキレイです。


このフカフカのうぶ毛はアザラシの赤ちゃんのように成長と共に無くなります。芽吹きが早春のため、このは密生したうぶ毛は表面のまわりに空気の層を保つことで低温や乾燥、雨などの影響をやわらげる防護服の役割をしていると思われます。


新芽と同様ピンクゴールドに輝く花被片もフカフカでとてもキレイ。

花の柄もフカフカでキュートです。

しかも、この樹は壇香梅と呼ばれ、白檀(ビャクダン)ように香るという魅力的な植物で、枝を折ると何ともステキな香りがします。

フカフカしてキレイな受粉後のダンコウバイの雌花と花被片
受粉後のダンコウバイの雌花と花被片

ダンコウバイのきれいな新芽

この時採取した葉はドライフラワー状態となっていて葉の裏側にあった毛は銀色から銅色へと変化し、優雅で美しい絹目光沢と、スルリとしたしなやかな触感を残しています。

乾燥してもフカフカしているダンコウバイの葉
乾燥してもフカフカのダンコウバイの葉

ダンコウバイはクスノキ科クロモジ属の落葉低木で春の新緑、秋の黄葉も軽やかで綺麗です。

ダンコウバイの花が終わった後の新緑
展開したダンコウバイの新緑
ダンコウバイの新緑
きれいなダンコウバイの新緑
ダンコウバイの黄葉
ダンコウバイの黄葉
かわいいダンコウバイの黄葉

毛皮のコート マグノリア

コブシの冬芽

春の訪れを告げるモクレンコブシなどのマグノリアの花たちの春待芽(冬芽・花芽・葉芽)は暖かそうなフカフカコートを身にまとった冬芽の代表格。つぼみがふくらむごとに厚く重ね着していた毛皮のコートを脱いでいきます。

ハクモクレンの蕾と花
かわいらしい早春のハクモクレン

ひょっこりと顔を出したつぼみや、鳥を思わせる優しい形、しっとりとした花で質感がとても魅力的。

葉や枝の香りも爽やかな良い香りで剪定する時にも心地が良いです。

春を告げるモクレンの花
毛皮のコートを脱いで春を満喫

常緑のマグノリア
泰山木 (タイサンボク)

初夏に花を咲かせるタイサンボクの下には素敵な花芽毛皮のコートが落ちています。手にとってみると、シロクマのような白金色に輝く芽鱗の感触が小動物みたいでカワイイ

タイサンボクの芽鱗

大輪の花を包んでいるだけあって、大きくてしっかりしていることころ魅力的。

美しいタイサンボクの芽鱗 拡大
美しい毛皮のタイサンボクの芽鱗

暑くなり始める頃に芽鱗を脱ぎ捨てるので、早春を待つマグノリアとは異なって夏待芽といった風情です。

開きかけのタイサンボクの花
開きかけのタイサンボクの花

蕾から開いて間もない頃の花びらは大きくて純白で清楚な雰囲気です。

タイサンボクの花
雄しべの見えるタイサンボクの花
タイサンボクの花

タイサンボク常緑モクレン属の樹木で、濃緑色の光沢のある葉のように肉厚です。対して、葉の裏は褐色のフカフカの短毛で覆われていてスウェードのよう。色や質感、その対比が面白いです。

には素敵な芳香があり、低く剪定された公園などで楽しめます。


花を咲かせるタイサンボク
花を咲かせるタイサンボク

花が終わり、実の赤ちゃんが姿を現しました。よく見るとこれから実になる部分や花柄までもがフカフカの短毛で覆われていています。

実をつけ始めたタイサンボク
実をつけ始めたタイサンボク
フカフカしたタイサンボクの若い実
タイサンボクはあちらこちらフカフカ

8月の下旬、ひょっこり顔を覗かせていたタイサンボクの実毛糸のようなフカフカの短毛で覆われたまま大きくなっていました。

何だかマリーアントワネットの髪型みたいです。

フカフカしたタイサンボクの実

タイサンボクの花の構造等はこちらのサイトで詳しい鮮明画像で紹介されていますので興味のある方は是非訪れてみてください。

芽から鱗が落ちるような素敵な感動が待っています。(笑)

タイサンボク (泰山木) 雌性期〜雄性期の花の観察

天使の羽根を隠し持つ ホオノキ

明るい緑で大きな葉っぱが魅力的なホオノキの芽吹きはカラフルなパステルトーンで、とてもキレイです。日本最大の冬芽だけあって、見応えのある素敵な芽吹きが楽しめます。

ホオノキの芽吹き

葉は白いうぶ毛に覆われているのでやわらかな光沢があります。

美しい絹質のサンゴ色の葉のように見えるのは托葉といって、芽生えのときに葉を保護する役割をしています。おしゃれな風合いと素敵な色合いのホオノキの托葉は御丁寧にも葉の一枚ずつを丁寧にラッピングしていて、新芽とのコンビネーションは絶妙な美しさです。托葉は葉の展開を終えると潔く落ちてしまいます。

きれいなホオノキの芽吹き
ダイナミックに美しく葉を展開するホオ

ホオノキは樹高が30mになることもあり、葉も長さ20〜40cmにもなる大きな木です。

ホオノキの大きな葉
大きな葉のホオノキ

ホオノキは他の植物に対して阻害的な何らかの作用を及ぼす他感作用(アレロパシー)を示すことが知られています。そのためか、他の植物に邪魔されずに天高くそびえ、日光を独り占めするかのようにソーラーパネルの如く葉を広げます。

それ故、芽吹きの時の過剰包装にも見受けられる淡いピンク色の托葉は紫外線から若葉を守るための重責を担っているのでは?と推測中。

ホオノキの葉と托葉
ホオノキの葉と托葉
葉の内側に托葉がセットでついている

運良く、伐採を終えた後のホオノキから冬芽を沢山いただけました。

そこで、以前から興味のあった大きく存在感のあるホオノキの冬芽の中を覗いて見ることに。


すると…なんと!

大きくて白く銀色に輝くフカフカの天使の羽根が内包されていました。

天使の羽根は下の托葉にがっちりとくっついているのでキレイに剥がすのが難しいですが、中の中まで天使の羽根が詰まっています。

天使の羽根のようなホオノキの葉の冬芽
天使の羽根ホオノキの葉の冬芽内側
天使の羽根の裏側

この羽根はきっちりと二つに折り畳まれていて芽吹きの時に開きます。

天使の羽根状のホオの若葉が開く様子
ホオの若葉が開く様子

大きな葉なので、枝をくるりと取り囲む葉痕もしっかり確認できます。


葉芽より大きめに膨らんでいる花芽はこの通り。葉芽と花芽が混在しているようです。

ホオノキの花の冬芽とその内部
ホオノキの花芽の内部
花芽の断面とその後の成長過程断面
花芽(蕾部)の断面とその後の成長過程断面
ホオノキの花芽の内部展開
ホオノキの花芽内部の葉芽とその内部
ホオノキの冬芽の中
花芽内部の葉芽中心部にある天使の羽根
ホオノキの新芽の中
芽吹きの頃の花芽内部の様子

になるためのパーツセット一式が内包されているようです。葉芽より複雑です。

せっかくキビシイ冬を越えてきたのにゴメンナサイ。と言いながらタラの芽は罪悪感もなく食べちゃうんですよね。(笑)

因みに、ホオノキの芽からはガリのような良い香りがします。


この冬芽、乾燥させドライフラワー状態にしておいて後で中を覗いて見たら、天使の羽根がキレイな状態で残っていました。厳しい冬を越えるためのコートはとても優秀らしく、ちょっとしたタイムカプセルを作ることができるようです。


ホオノキの冬芽が何かに似ているなと思ったら大きくてしっかりと閉じているオオハシのクチバシでした。

オオハシ
オオハシ photo by sxc

ホオノキ大きな葉芳香殺菌作用があるので昔から食器代わり食材の梱包材朴葉味噌朴葉焼きの材料に使われてきたので、ご存知の方も多い事と思います。

ホオノキ

材は堅くて水にも強いため、まな板や包丁の柄、下駄の歯の部分などにも使われたという事ですから人との関わりが深い木だったようです。


ホオノキの花芽の芽吹き
花のように美しいホオノキの芽吹き
ホオノキの芽吹き

冬芽芽鱗を脱ぎ捨て、羽化したて天使の羽根を広げ、旅立ちの準備をしているかのようなホオノキの芽吹き、機会があったらご覧になってみてください。


ホオノキの花

開きかけのホオノキの花

5月中旬、ホオノキの花が咲いていました。花の咲きたては白い花びらにイチゴをのせたショートケーキみたいな色合い。

また、花が開いて雄しべの鮮やかな紅色花糸が白い花びらに落ちたものもキレイ。

ホオノキの花

ホオノキの花は甘くて、とてもいい香りがするそうですが残念ながら、高い所にあるのでわかりません。

風が吹き抜けた瞬間にかすかに良い香りがしました。機会があれば堪能してみたいです。

きれいなホオノキの花
ホオノキの花と蕾
ホオノキの花と蕾
ホオノキの花の双子?
これは珍しい 双子?のように見える花

うちわみたいな大きなホオノキの葉は風が吹くと、打ち寄せる波のようにダイナミックに揺れます。

山の中なのに海にいるような気分がして不思議です。

花を咲かせるホオノキ
葉も花も大きいホオノキ

ホオノキの実

花が終わると、異様な姿に。袋果が多数集まる集合果となります。

ホオノキの花が終わり実となる
ホオノキの花から実への変遷

7月上旬、ホオノキの未熟果が落ちていたので拾ってみました。

ホオノキの未熟果

あの冬芽から花が咲き、このような姿になったんですね。

仔羊の耳 ラムズイヤー

ラムズイヤーの葉は文字通り、仔羊の耳のような形と手触りの植物。

葉以外の茎も花も全体が白くて密度の高い軟らかな毛で覆われていて、ふっくらとボリュームがあります。見て触って癒される植物です。

ラムズイヤー
ラムズイヤー拡大画像
photo by Magnus Manske

ラムズイヤーはトルコ、アジア南部からイランにかけ分布する半耐寒性多年草。フカフカ動物に似て寒さには比較的強いのですが、高温多湿は苦手です。


葉や花穂に含まれる水分が少ないので触るとやや乾いた感じがします。

乾燥しても色や質感があまり変化しないのでドライフラワーやリースにするとオシャレなシルバーリーフが楽しめます。


草を食べる仔羊画像

ラムズイヤーに似た植物

ラムズイヤー似たシルバーリーフリクニス・コロナリアは5月~6月頃に、高い草丈に鮮やかな紅紫色や白い花をつけます。

鮮やかな紅紫色の花を咲かせるリクニス・コロナリア

全体が白い毛で覆われ、ビロードのような質感のためフランネルソウとも呼ばれています。葉の手触りは良いのですが、ラムズイヤーと比べるとボリュームに欠けます。

また、酔仙翁 (スイセンノウ)という名前でも知られています。

リクニス・コロナリアの美しいシルバーリーフ

日当たりの良い乾燥地を好み、丈夫でこぼれ種子でもよく育ちますが、ラムズイヤー同様、梅雨の長雨や夏の高温多湿が苦手です。

ぬいぐるみのようなアップルミント

まるで羊毛のようなフカフカの白い毛を纏うアップルミントはぬいぐるみのような手触り。別名ウーリーミント(Woolly Mint)と呼ばれているのも納得のかわいらしさ。その上ミントとほのかに香るりんごの甘い香りにも癒されます。

アップルミント
白い産毛が特徴のアップルミント

アップルミントはこの白いうぶ毛のおかげか耐寒性があり、病害虫にも強い丈夫なハーブです。勢いのある成長期に切った枝を水につけておくだけで発根するので、簡単に増やすことができます。

愛らしいうさぎの尻尾

うさぎのしっぽ
photo by 風巻 トリミングさせていただいております。
ラグラス バニーテール
photo by pattyjansen

うさぎの尻尾(rabbit tail grass)の名を持つラグラス バニーテールはイネ科の一年草。9月中旬~10月下旬に種蒔きをすると、4~6月に花が楽しめます。

エノコログサ(猫じゃらし)の穂をフカフカでしなやかにさせたような優しい触感と淡い色合いが魅力的でドライフラワーにもできる、見ても触って良い嬉しい植物です。

かわいいうさぎの尻尾
かわいいうさぎの尻尾拡大写真
かわいいうさぎの尻尾

犬ころの尻尾 エノコログサ

秋に黄金色に輝くエノコログサ

フカフカ植物にはウサギヒツジネコなどの名前がつくものがいろいろあります。因みにエノコログサエノコロ犬の子という意味なのでイヌコロ草っていうことになるようです。子犬の尾に似ることが名前の由来だとか。秋になってキツネ色になると確かにちょっと荒めの毛並がワンコの尻尾のようにも見えます。

柴犬の尻尾

かわいい子犬を描いた先駆者 円山応挙

子犬といえば、江戸時代中期~後期に活躍した近世の日本の画家の巨匠ともいえる絵師、円山応挙(まるやまおうきょ)子犬が好きだったようでかわいい子犬の名作を多数描いています。写生を得意とした応挙の描く子犬は抜群に可愛らしく、いきいきとしていて時代を越えて見る者を魅了してやみません。

かわいさの神髄を理解し、見事に描いた尊敬すべき先駆者ですね。鋭い観察眼と子犬への深〜い愛情・眼差しが際立ち、普遍的なかわいらしさが絵の中に凝縮されています。

応挙 狗子図
狗子図(くしず)
1778年 福井・敦賀市立博物館蔵

平成18((2006)年に切手趣味週間で発行された朝顔狗子図杉戸(あさがおくしず すぎど 部分)」(東京国立博物館所蔵)の切手も円山応挙の作品です。

応挙 切手
応挙 朝顔狗子図杉戸図部分
朝顔狗子図杉戸

杉の戸に描かれたオリジナル画像は上記画像をクリックすると見ることができます。


現在は東京国立博物館所蔵となっておりますが、もともとは日本最古の眼科専門の医療施設として知られる愛知県にある明眼院(みょうげんいん)応挙が眼病治療の御礼に描いたものであるといわれています。

その後、治療に訪れた患者さんが、こんなにかわいらしい子犬の絵を眺めることができたとすると、何とも心優しいお礼ですね。


興味のある方は
東京国立博物館1089ブログ応挙の子犬に胸キュン!に楽しく詳しく解説されていますのでご覧になってください。


かつては犬ころの尻尾に見立てて、エノコロと呼ばれ、お馴染みだった身近な植物エノコログサ

しかし、現在は猫じゃらしの通り名のせいかのイメージが強いです。

ネコジャラシ

おそらくエノコロという表現をしなくなったことと、外国のいろいろな種類のが巷にあふれ、雑多なの尻尾のせいでの印象が薄れたのと、を飼う人口が増えたからではないかと、揺れる穂を見ながらつい考えてしまいました。


どこにでも生えている雑草ですが、時としてハッとする程輝いて見えることがあります。

雨上がりの水滴が美しく輝くエノコログサ
雨露を宿すエノコログサ
夕陽に美しく輝くエノコログサ
夏の夕陽に輝くエノコログサ

黄金色に輝くフカフカのエノコログサ
黄金色に輝くエノコログサ
黄金色に輝くエノコログサ

エノコログサを大きく黒紫色っぽくワイルドにした感じのチカラシバは剛毛でフカフカ感がありませんが、遠目で群生を見るとイイカジです。

チカラシバの群生のある秋の景色
光に透けるチカラシバ

尾の花の名を持つ ススキ

ススキの穂

ススキなどのに似ているなので尾花という別名があります。

ススキの花蕾拡大写真
ススキの花拡大写真
ススキの花開花後拡大写真

穂の出たては金色のシルクのようで花が開くとフカフカしていて、秋風に揺れる姿も風情があって眺めるには良い尾花ですが、葉はガラス質を含み、鋭い突起が並んでいるので、不用意に触ると怪我をしますので、ご注意を。


ポニーの尻尾

能の舞台の名脇役 ススキ

夢幻能(むげんのう)の代表作とも言われる井筒という能の作品の中で、亡き在原業平に扮した妻が男装の麗人となって最愛の夫の業平の面影を求め、自身を井戸の水に映す場面があります。

この時に井戸端で舞を舞いながら歌を詠むのですが井戸の脇に置かれたススキが幽玄の世界へと誘う絶妙な舞台効果を醸し出しています。

月夜に幻想的に輝くススキの穂

そして、この能の核心部分「井筒にかけしまろがたけ、生(お)いにけらしな」と詠んだ後に老(お)いてしまった事に気づかされる超現実的な場面になり、世阿弥の哲学や巧みさにうならされてしまいます。

井筒においてススキは夢と現実、時空を越えた不思議な感覚を感じさせるアイテムとなっています。

興味のある方は薪能(たきぎのう)で鑑賞されると、より風情と趣が楽しめるのでおすすめです。

※井筒=井戸周りの枠のこと


うさぎの国のもちつき6p
デジタル絵本 うさぎの国のもちつき 6p より

平原のフカフカ パンパスグラス

パンパスグラス
穂の出始めの美しいパンパスグラス

ススキの穂をさらにグレードアップしたようなパンパスグラスはフッサフサの馬の尻尾のようでボリューム満点、ダイナミックで素敵です。

いただいた穂を持ちながら歩くと、適度な重さと、わっさわっさと、揺れる振動が心地よい。自分に尻尾がついたような不思議な感覚でとても愉快になりました。


パンパスグラスの穂 拡大写真
パンパスグラスの穂

和名に動物の名がないのが残念ですがシロガネヨシはというだけあって白銀のような金属光沢がゴージャスです。

ススキと同様、穂の出たては金色のシルクのようで花が開くとフカフカするので長い期間楽しめます。

パンパスグラスのある景色

原産地の南米大陸の草原(パンパス)のような広い平原で揺れる姿はひと際目をひき、ゆったりとした雄大な気分を味わわせてくれます。

冬に白く輝くパンパスグラス

冬の暖かい陽だまりの中、しなやかに軽やかに羽毛のように揺れて輝く姿に心癒されます。

草原のフカフカ チガヤ

草原になびくチガヤの穂

初夏に姿を現す白い綿毛に包まれた動物の尻尾のようなチガヤの花穂。毛は繊細でふっくらとしていますが惜しい事に少々ボリュームに欠け、ススキの穂に似て中心部にややゴワつきがあります。しかし、初夏の爽やかな風で軽やかに揺れ動く白い尾の群れは見ていると趣があります。


初夏のチガヤ

見た目の割に触り心地の余韻が今ひとつのせいで動物の名前がもらえてないのでは、と勝手に推測中。(笑)

白くふわふわしたチガヤの穂

チガヤはとても身近に生育する雑草で屋根を葺いたり、着火時に利用したり、梱包材にするなど、さまざまに利用されてきました。

意外にもサトウキビと近縁種で、皮に包まれ、待機している頃の穂先は甘みがあって食べられるそうです。

完全に開き切らない頃の穂も輝きがあって白絹色の穂が風になびく姿もキレイです。

雌花と雄花が姿を出し始めたのチガヤの穂
白絹色の穂が風にそよぐチガヤ

草刈りの行き届いた地域では見事な草原を形成し、秋には紅葉します。


白い花穂茅花(ツバナ・チバナ)と呼ばれ、和歌の世界ではしばしば登場します。また、百人一首の

 浅茅生(あさぢふ)の
 小野の篠原しのぶれど
 あまりてなどか 人の恋しき

浅茅生は、まばらに生えている茅(チガヤ)の生えている光景を詠んでいるそうです。


清少納言枕草子の「草は」の中で「茅花もおかし」と綴っています。

をかし
平安時代の美的理念の一つで
趣がある、風情がある、
おもしろい、興味がある、美しい、愛らしい、かわいい、素晴らしい

清少納言も若々しい緑の中、白絹色の穂が風にそよぐ姿に目を細めていたのでしょうか。思いを巡らすと、いと をかしです。

開きたてのチガヤの穂
開きたてのチガヤの穂 拡大

ふっくらふかふかの多肉植物

乾燥地域で育つ多肉植物の葉や茎は水の貯蔵タンクの役割をしている為にふっくらと厚みがあります。


その中でも兎耳の名前を持つ月兎耳 (つきとじ)福兎耳 (ふくとじ)はその名の通り、ふっくらふかふかしていてうさぎの耳のようでとてもかわいらしい多肉植物です。

月兎耳カランコエ、英語名でKalanchoe tomentosaといい、学名のtomentosa (トメントーサ)はラテン語で「細かい綿毛がびっしりある」というを意味なんだそうです。

白いうぶ毛がびっしりの月兎耳
白いうぶ毛がびっしりの月兎耳拡大写真
白く柔らかいうぶ毛で覆われた月兎耳

また、フロスティー(霜の降りた)の名を持つエケベリアも負けず劣らず白いふかふかのうぶ毛に覆われ兎の耳のようで魅力的です。

白いうぶ毛がびっしりのエケベリア フロスティー
白いうぶ毛がびっしりのエケベリア フロスティー拡大写真
エケベリア フロスティー
可憐で美しいエケベリア フロスティーの花
エケベリア フロスティーの花

いずれもベンケイソウ科に属し、葉自体は緑色ですが白いうぶ毛で全面びっしり覆われているので白っぽく見えます。しっとり感はあまり無いものの、ふっくらしているので触り心地はやさしくてイイ感じです。

かわいらしいうさぎの耳
思わす触りたくなるうさぎの耳

上記写真出典元の「いつかうさぎと」ではうさぎ島のうさぎさんのかわいい写真を多数掲載。iPhoneの壁紙にも無料で使わせていただけるうさぎ好きには嬉しいブログです。


多肉植物はコンパクトに比較的簡単に育てる事ができますが、サボテンと同様、かわいがりすぎて水をやりすぎると枯れてしまうのでご用心。土が乾いてから水をやるのが栽培のポイントです。お日さまも大切ですが真夏の強い日差しと高温は避けてあげてください。

ゴボウの根はアザラシの赤ちゃん?

ゴボウの家庭菜園栽培に挑戦しようとしてキッチンペーパーを使用して発芽させたところ、発根したての根のあまりのかわいさにびっくり!

フカフカしてアザラシの赤ちゃんみたいなゴボウの毛細根
白くてフカフカしているゴボウの毛細根

カビが生えてしまったのかと思いましたがよく見ると紛れもなくふっくらびっちりの超極細毛細根。

土色で無骨なイメージのゴボウですが、発根したては白くてフカフカしていて、まるでアザラシの赤ちゃんみたいです。

根の表面積をできるだけ大きくして養水分の吸収が効率良く行われるようにしているんでしょうね。


雪の上の真っ白でかわいい寝顔のアザラシの赤ちゃん
雪の上に転がる幸せそうなアザラシの赤ちゃん
アザラシの赤ちゃんイメージ図

写真の出典:SwitchBox 無料壁紙より


大きく育つゴボウだけあって双葉は緑が濃くて力強いです。土に植えつけるとフカフカ動物が水浴びしたように根はぺったりとして、かわいらしさは無くなってしまいましたが、この根がまさにルーツとなってあの太くて長いゴボウになるんですね。


アザラシの赤ちゃんのみたいだったゴボウの根がその後どのように成長したかは趣味の家庭菜園コーナーゴボウのコンパクト栽培に記載していますので、興味のある方はご覧になってください。


座敷わらし風の座敷あざらし
おまけ 幸運を呼ぶ「座敷あざらし」

スイカのうぶ毛はおいしさの証

スイカトマトやなどの乾燥環境で育つ野菜にもフカフカの毛があってかわいいです。

スイカの穂先
フカフカしたスイカの穂先

この毛はスイカの成長にとって大切なもの。むやみに触れると毛が落ちて成長が止まってしまうそうですから美味しいスイカが食べたかったらかわいくても触るのはガマンです。

逆にスイカは熟すとヘタ周囲のうぶ毛はお役御免で無くなってしまうようなので収穫サインの目安にすると良さそうです。


趣味の家庭菜園コーナーで
プランターで大玉スイカに挑戦!を掲載していますので興味のある方はどうぞご覧になってください!

タイムカプセル!? フウセントウワタ

フウセントウワタ(風船唐綿)の果実は熟すと弾け、中から絹質の綿毛のついた種が飛び出して、風に乗ってほわほわと旅立ちます。

果実が開いたフウセントウワタ

持ち主に幸せを呼ぶとも言われた未確認生物ケサランパサランの正体はガガイモ種髪(しゅはつ)だった、という話題がありましたが、フウセントウワタも同じガガイモ科の植物で、長い絹毛がよく似ています。

ガガイモ種髪についてすばらしい観察記録がありましたので、興味のある方はガガイモの両性花と雄花をご覧になってください。

種髪:種子についている毛の束のこと


フウセントウワタの果実は膨らんだハリセンボンみたいな形をしていて別名フウセンダマノキ(風船玉の木)ともいうユニークな植物です。

フウセントウワタ
画像の出典:お花の写真集
ハリセンボン
ハリセンボン

花言葉楽しい生活隠された能力で、果実にもいっぱいの夢という別の花言葉があるのだそうです。

フウセントウワタの花
果実が開いたフウセントウワタ拡大
画像の出典:フウセントウワタ
(ガガイモ科|キョウチクトウ科)

フウセントウワタの詳しい成長過程に興味のある方はフウセントウワタ(ガガイモ科|キョウチクトウ科)をご覧になると学術的内容鮮明な画像で理解が深まります。


フウセントウワタドライフラワーの果実はタイムカプセルです。

軽いスナック菓子みたいで棘は痛くありません。

ドライフラワーになったフウセントウワタの果実

中にはシルクのように光り輝く長い毛が超高密度に収納されています。種子こそ離れてしまっていますが、絹毛は外の空気に触れるとフェザーのように広がり、舞い上がります。

ドライフラワーになったフウセントウワタの果実とその中身
ドライフラワーになったフウセントウワタの果実とその中身拡大

触り心地は毛足が長くて高級感漂うペルシャニャンちゃんそっくり!

白くてふかふかのかわいいペルシャネコ

こういった植物の保存機能は素晴らしく、大して分厚い皮でもないのに時を経ても品質を損なわないド新品のフカフカ状態を保っているものを多く見かけます。開封する時は期待に満ちて心躍ります。

ふかふか綿毛 オニノゲシとタンポポ

綿毛になるの代表格はタンポポですが、タンポポとは異なるふかふかとした趣のある真っ白な綿毛に変身するオニノゲシ

オニノゲシの綿毛

鬼野芥子と名がつきますが、ケシの仲間でなく、タンポポと同じキク科の植物で強面のギザギザしたアザミのような葉をつけます。葉が芥子に似ているのがこの名前の由来だそうです。ノゲシも同様に素敵な綿毛をつけ、かわいいです。

タンポポに似たオニノゲシの黄色い花
オニノゲシの黄色い花

オニノゲシの黄色い花 拡大

オニノゲシタンポポなどと同じで小さな舌状花がたくさん集まって、それが一つの花に見えます。果実が熟す頃、花冠を支えていた萼が綿毛となってそれぞれが種子をつけて飛び立ちます。

オニノゲシの黄色い花の集合体 拡大
たくさんの小花の集まりのオニノゲシ

明治時代に渡来した欧州原産の帰化植物で、道端や荒れ地などに生え、葉もトゲトゲして痛いので邪魔者の雑草として扱われているようです。

そんなオニノゲシですが、綿毛の時はふかふかしていてうさぎのようでかわいらしく見えます。

同じ綿毛でもオニノゲシタンポポでは趣が異なり、面白いです。

オニノゲシの綿毛 拡大
オニノゲシの綿毛

感触を確かめようとして、手で少し触れたところ、ほわほわとした綿毛が一斉に舞い上がりました。冠毛にちゃんと種子をぶら下げています。

冠毛:花冠を支えいてた萼が果実が熟す頃に綿毛になったもの。

オニノゲシの綿毛 拡大
オニノゲシの種子をつけた冠毛 拡大

もちろん、綿毛のタンポポも繊細で素敵。ほわほわのイメージとは裏腹に、意外にも規則正しくきっちりと種子が収まっています。

タンポポの種子をつけた冠毛 拡大
タンポポの綿毛が飛び立つところ 拡大
タンポポの種子をつけた冠毛 拡大

ほんわかとして見えても、新天地を目指して果敢に旅立ち、荒野でも逞しく生き抜く勇者たちです。

白いふかふかベッド ソラマメ

ソラマメの莢を開いた時には宝箱を開けたような感動があります。

白いふかふかベッドの中で眠るソラマメ

オーダーメイドピッタリサイズの極上のクッション!清潔で柔らかくて、適度な湿度が保たれ、申し分のない環境です。

白いふかふかベッドの中で眠るソラマメ 拡大

真っ白でフカフカのベッドの中で、可愛い赤ちゃんが気持ち良さそうに眠っているようで、メルヘンの世界そのもの。


この白いフカフカ部分は細胞壁の中のセルロースという繊維が主な成分だそうです。ふかふかしているのは空気をたくさん含んでいるからで、環境の変化に弱い若い豆寒さ乾燥から守っています。また、葉や根から送られてきた養分の一時的な貯蔵庫としての役割を持ち、の成長に合わせて栄養を送り込んでいるのだとか。なるほど!食べてみると、甘くて美味しいです。


莢とへその緒でくっついているソラマメ

莢と繋がっている黄緑色の唇みたいなものは珠柄といって莢から栄養をもらうへその緒のような役割をする部分です。

分厚い唇で微笑んでいるように見えるソラマメ

ここをめくってみると、お歯黒と呼ばれる芽や根が出てくる部分が姿を現します。どちらも表情豊かで愛嬌のある顔に見えて笑えます。

へその緒をめくった愛嬌のあるソラマメ

は大粒で何ともなまめかしい形と質感でこれまた魅力的。

莢から取り出したきれいなソラマメ

ソラマメタンパク質ビタミンミネラル食物繊維が豊富な優れた食材で、鮮度が命。高機能な莢から出た途端に甘みが減ってしまうので素早く調理します。


莢ごとオーブンレンジで10分程焼くと、甘みが逃げずにが蒸し焼き状態になるのでおすすめです。

また、白いワタの部分もトロリとしたクリーム状になっておいしく頂けますのでお試しください。


ソラマメの成長

ソラマメ種子が大きいせいか、全部埋めてしまうと酸欠状態になって発芽しないという変わり種。(笑)

無事発芽したソラマメの苗

なので、種子を蒔く時はお歯黒部分を斜め下に向けて、差し込んで種子のお尻が見えるくらい、少し浅めにします。その姿はカワイイです。


晩秋に発芽させ、冬の寒さを逞しく乗り越えて、春に紫系のが咲き始めました。

順調に育つソラマメの苗

ソラマメの花はパンダ柄をした熱帯魚みたいで大胆な感じです。

ソラマメの花
下から見たソラマメの花

空豆 (ソラマメ) は名前の由来通り、莢が空に向かって伸びます。

ですが、収穫の目安は莢が下向きになってが重くなった頃です。

実るソラマメ実

莢のスジ緑色の時はしっとり豆、莢のスジが、茶色の時はホクホク豆となります。

ガマと因幡の白兎

ガマ () は水の中に地下茎をのばして成長するガマ科の多年草で、日本全土の池や沼等の湿地帯に自生し、葉の高さは1~2mになります。

ガマの穂綿

ふかふかしたガマの穂の群生
ふかふかしたガマの穂 拡大

このフカフカの毛は種子を飛ばすための冠毛で、秋から冬にかけて見ることができます。

冠毛のついたガマの種子 拡大

1本の花穂から出る穂綿には、何と10〜35万個もの種子があるそうで、わずかな刺激により、爆発するように驚異的に膨らんで飛散します。

また、ガマのフカフカとした穂綿は着火時の火口 (ほくち) として使用されていたそうです。


因幡の白兎に登場するガマ

因幡の白兎日本神話 (古事記) に出てくる有名な物語です。

白兎淤岐島 (おきのしま) から因幡に渡るためにワニザメを海に並べて、その背の上を飛び乗って、海を渡る作戦をたてます。予想以上に順調にコトが進んだためは舞い上がって成功を目前にして、思わずワニザメに本音を漏らしてしまいます。

騙されていた事を知ったワニザメは怒って白兎の毛皮を剝ぎとってしまいます。


赤裸にされ傷ついたの所へ神様達が通りかかります。

神様達は八十神 (やそがみ) といって、大国主命 (おおくにぬしのみこと) の兄弟です。因幡の評判の美人、八上比売 (やかみひめ) に求婚に行く途中です。

八十神は、海で塩水を浴びて、風に当たっていなさい、とに意地悪なアドバイスをします。

言われた通りにしたは赤剥けた皮膚に塩が染みて風でひび割れ、激痛に耐えかねて泣いていました。


そこに、兄達の荷物持ちをさせられ大きな袋を背負った大国主命が兄達に遅れてやって来ました。

に事情を聞いた大国主命は、真水で体を洗い、止血・鎮痛効果のあるガマの花粉を敷き詰め、その上で転がって、体全体ににまぶすと良いと教えてくれました。

蒲黄が採取できる頃のガマ

それに素直に従い、すっかり元の体に回復したは予言します。

八上比売は意地悪な八十神を拒絶し、優しい貴方と結婚をを望まれるでしょう。」予言通りとなり、は今では兎神となっています。


海を渡る知恵を思いついたり、結婚を予言したりと、このは鋭い閃きの持ち主だったのでしょう。(笑)


古事記では稻羽之素菟 (稲羽の素兎) と表記されていて、実際は白兎ではなく、毛皮をむしりとられたの事を素菟 (しろうさぎ) と表現しているようです。

昔から親しまれてきた物語なので、時代を経て現在知られる因幡の白兎へと定着したのでしょう。ガマの出てくる描写はこんなカンジです。

かわいそうに思った大穴牟遅神に「今すぐ、河口に行って真水で体を洗い、そこに生えている蒲の穂をとって、蒲黄敷散らしてその上に寝転がれば、必ず元通りに癒えるだろう。」と教えた。その通りにすると回復して元通りの体になった。

大穴牟遅神:後の大国主命
(おおなむちのかみ・おおなむぢのかみ)


ガマの花粉(蒲黄)の上で寝転がって回復していく兎のイメージ図

イメージ的にはフカフカとしたガマの白くて柔らかい穂綿に包まれている白兎かわいいですが、実際には大量の種子がついているので、現実的には傷だらけの体には優しい素材ではなさそうです。


ガマの花粉蒲黄 (ほおう) と呼ばれる生薬となり、止血鎮痛利尿剤として用いられるそうです。

傷にはガマの花粉を用いるという知恵が神話の時代に既にあったというのは驚きですね。

傷が癒えて毛が生え揃うまでは蒲黄にまぶされ、黄兎になりそうです。

蒲黄
蒲黄

ガマの花

ガマは6~7月頃に開花し、花粉を放出します。

花粉の出ているガマの雄花と雌花
花粉の出ているガマの雄花と雌花 拡大

上の花粉を出しているのが雄花穂 (ゆうかすい) で、下のフェルト状の所が雌花穂 (しかすい) です。

雄花が先に開花して、その後に雌花開花する事で自家受粉を避けていると思われます。

※ここで使用している写真はヒメガマ雄花穂雌花穂が離れているのが特徴です。

風に揺れるガマの花穂

ガマ風媒花らしく、優雅に風に揺れ動きます。雄花は少しでも遠くへ花粉を飛ばせるように上に位置しているのでしょう。


ガマの実

雌花は結実すると、フランクフルトソーセージや串刺しの竹輪のようなユニークな姿で目をひきます。穂先の細い部分は雄花です。

こんがりとして、おいしそうなガマの穂

ガマ雄花穂雌花穂がくっついているのが特徴で、ヒメガマより太めです。

ガマの雄花と雌花の拡大
ガマの穂 拡大

フランクフルトソーセージみたいにおいしそうなガマの穂

この何やら美味しそうな見た目を模して、蒲焼 (かばやき) やら、蒲鉾 (かまぼこ) ができたようです。

おいしそうなヒメガマガマの穂

近くで見ても、カステラ洋菓子のような色と質感で美味しそうです。

アメリカンドッグやカステラみたいにおいしそうなヒメガマガマの穂 拡大
ヒメガマの穂

※当初の蒲焼は筒状に切ったうなぎを串に刺して焼いていたのだとか。また、蒲鉾のような形だった事が由来で、既に平安時代の文献に登場しているのだそうです。


ガマの葉

ガマの葉御簾草 (ミスクサ) という別名があるように、簾や筵の材料となっていたそうで、長くてしなやかで綺麗なは触り心地も素敵。6月半ばの出穂前の葉が良いそうです。

初夏に風に揺れる美しいガマの葉

また、蒲団の名の由来はガマの葉で編まれた座禅の時に使う丸い座蒲団ということです。この素敵な天然素材を使わない手はないと、いろいろと利用されてきたのですね。


室町時代頃になると蒲の穂綿を布で包んだものを蒲団と呼び、現在の寝具としての蒲団は江戸時代以降、綿作りが盛んになってからだとか。

羊の皮を被ったオニグルミ

に見ることのできるオニグルミ葉痕春待芽動物の顔のように見えるので人気があります。

羊のようなかわいいオニグルミの葉痕

葉痕(ようこん)とは、枝に残る葉がついていた痕のことです。目鼻などの表情に見えるものはその中の維管束の痕です。


無骨な枝にカワイイ羊の皮を被ったようなオニグルミ葉痕探しは冬季の散策を楽しくさせてくれます。

葉痕の周りに出ている羊の帽子や手のように見える春待芽に触れてみると、しっとりフカフカとしていて、高級なスエードのようにしなやか。

羊のようなオニグルミの葉痕
楽しいポースをとるオニグルミの葉痕
かわいくて愛嬌たっぷりのオニグルミの葉痕
愛嬌たっぷり!かわいい葉痕

トーテムポール十一面観音の如く数多くの顔が所狭しと並んでいたり、愛嬌のあるポーズをとっていたりと、ユニークな世界を見ることができるので面白いです。


春になって芽吹きの季節を迎えると、羊さんの頭はリオのカーニバルの踊り子さん達のように豪華な装いになっていました。物凄い存在感です。大きく育つ羽状複葉の芽だけにボリューム満点です。

豪華で重そうな被り物を頭に盛ったようなオニグルミの芽吹き
豪華な被り物が重そうです

このボコボコとしたアクセサリー雄花の蕾で、オニグルミは葉の展開と同時に開花します。


オニグルミ雌雄同株で新枝の先端に直立するのが雌花序で、雄花序前年枝葉腋から垂れ下がります。

なので、前年の葉の落ちた痕である羊さんの額あたりに雄花序が現れ、異様にゴテゴテとにぎやかになっていたわけです。

葉腋とは、葉の付け根のこと。

葉の展開と同時に開花するオニグルミ。新枝の先端に直立するのが雌花序で、雄花序は前年枝の葉腋から垂れ下がっている。
垂れ下がるオニグルミの雄花

春は冬と違い、急速に葉の様子が変わるので、見逃してしまいがちですが、日々の変化が楽しい季節です。

サンバの被り物を頭に盛ったようなオニグルミの芽吹き
サンバの被り物を頭に盛ったようなオニグルミの芽吹き 葉痕部分拡大
オニグルミ春の芽吹き

こちらのかわいこちゃんからは雌花が出てきそうです。

オニグルミの雌花 遠景

オニグルミ雌花はとても毛深く、柱頭はかき氷のイチゴのシロップのようで色鮮やかです。

オニグルミの雌花
オニグルミの雌花拡大
赤い色がかわいい オニグルミの雌花

オニグルミ風媒花。爽やかな風の力を借りて、長い長〜いたくさんの雄しべから花粉を飛ばして、それをチャーミングな雌しべがキャッチしてをつけるという戦略です。

新緑と共に雌花と雄花を咲かせるオニグルミ
雌花と雄花をつけたオニグルミ

オニグルミ 雄花拡大。
長い雄花序 雄花部分の拡大

実をつけた初夏のオニグルミ
実をつけた初夏のオニグルミ

夏も終わろうとする頃はを蝕まれた悲惨な状態のオニグルミが殆ど。が、種子だけはとりわけ堅い殻で護られていいます。これは虫害から逃れ、川の流れリスを利用して散布してもらい次世代へ繋げる作戦のようです。

晩夏のオニグルミ
晩夏のオニグルミ

晩秋にニューフェイスデビューが落ちたてと見えて、顔の部分がまだ緑色です。

晩秋のオニグルミ できたての葉痕
晩秋のオニグルミ できたての葉痕

オニグルミの種子散布

オニグルミの種子桃太郎のように、どんぶらこと川の流れを利用して種子拡散をします。なので、オニグルミは沢沿いに生えていることが多いです。


その他にもリスにより樹上から運び去られて落下したり、越冬用に地中に貯蔵されたオニグルミの種子を埋めたリスが食べ忘れてしまうことで発芽することもあります。


栄養豊富で高カロリーなは運んでくれるリスネズミたちへのご褒美のようなもの。だから、ドングリクルミは食べられることも想定済みで多くのをつけるのでしょう。

雪の中からクルミを取り出して食べるエゾリス
かわいいエゾリス
写真:峠を越えて 無料壁紙より
画面の都合上トリミングさせていただいております。

さて、葉痕ができる前のはどのようになっているのでしょうか?が出揃った頃に観察してみました。

新緑の頃も相変わらずお茶目な感じでかわいいです。自ら作った快適な緑陰でくつろいでいるみたい。

新緑の頃のオニグルミの葉痕
新緑の頃のオニグルミの葉痕

羊さん予備軍の葉があちらこちらに出ています。

初夏の頃のオニグルミの葉痕
初夏のオニグルミの葉痕

まわりにたくさん出ている羽状複葉の太くて長い柄が秋に落ち、新たな羊さん達が現れるのですね。


おまけ その他ユニークな葉痕

意外ですが、キャベツ菜の花などにもシロクマハリネズミのようなかわいい葉痕が見られます。

キャベツの葉痕

詳しくは、趣味の家庭菜園コーナー多世代型キャベツプランター栽培の中に記載していますので、興味のある方はご覧になってください。


サンショウの葉痕
宗教家のようなサンショウの葉痕
ムシカリとガクアジサイの葉痕
ムシカリ(左)とガクアジサイ(右)の葉痕
ヤマウルシの葉痕
豪華な帽子を被ったヤマウルシの葉痕

※ヤマウルシなど人によってはかぶれる恐れのある植物もありますので、植物観察の時にはむやみに触らないようにご注意ください。

フカフカのコケ迷宮

コケは漠然とした緑色のモヤモヤの植物に見えるのですが、よく見ると実に様々な種類と輝きがあります。

きれいな苔の新緑
きれいな苔の拡大写真

フカフカした弾力のある触り心地の上等なものやウサギの毛並のような可愛いものもあります。

かわいくてキレイな苔
ふっくら丸くてかわいいコケ
同じコケでも乾燥具合で色が異なる。かわいくてキレイな苔拡大写真
同じコケでも乾燥具合で色が異なる
雨あがりにひと際美しく輝くコケ
雨あがりにひと際美しく輝くコケ
雨あがりにひと際美しく輝くコケ

苔のきれいな光沢
モスグリーンがゴージャスな光沢を放つ

繊細な形と色のコケ
光に透けて繊細なコケ

フカフカ弾力のあるコケ
フカフカ弾力のあるコケの拡大写真
フカフカ弾力のあるコケ (下:拡大)

繊細な形と色のコケ
繊細な形と色の苔の拡大写真
ふっくら繊細な形と色のコケ (下:拡大)

コケの微細で多彩な森に足を踏み入れてしまったら、その奥深さに迷い込んでしまいそうです。遭難しないように気をつけないといけません。

進化する植物図鑑:コケ植物はコケを知るのに良いナビゲーターです。

花咲くきれいな苔じゅうたんときのこ

盆栽的な見方をすれば小さなものを大きく見せてくれる相対的な効果があるので、コケを箱庭や盆景などのミニチュア制作・ジオラマ作りに利用すると楽しいですね。

島のように見えるキレイな苔
島のように見えるキレイな苔拡大

島のように見えるキレイな苔拡大
コケの無人島 (下:拡大)

ガマちゃんのいる苔むす箱庭
ガマちゃんのいる苔むす箱庭 拡大写真
かわいくて楽しい箱庭より

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癒しのかわいいフカフカ植物